まえがき
この作品は、長編サイズの恋愛小説です。
星砂の神秘にいざなわれた高校1年生の女の子は、
何もわからずに訪れた沖縄の地で、「真実の愛」を経験し…
対象読者は、高校生かそれ以上の女性です。
プロローグ
当時、私は、
高校1年生になったばかりだった。
…こんな、
何の面白味も無いフレーズで物語を始めるのは、
とっても心苦しいことだったり、する。
それに、こんな出だしの小説じゃ、
文芸賞に100本応募したって、
最後まで読んでくれる審査員すら、一人もいないだろうと思う。
でも、
私がこの物語を綴るにおいて、
こういう、「何の変哲も無いフレーズ」から始めることには、
ものすごく、ものすごく、イミがあるんだ!!
私は、
「文芸賞の審査員」のために文章を綴るんじゃなくて、
私と同じような「何の変哲も無いコたち」のために、書きたいのだから…!