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【声優/歌手】専門学校と仕事掛け持ちで、夢は叶う?


【声優/歌手】専門学校と仕事掛け持ちで、夢は叶う?

声優や音楽の専門学校を検討している人には、すでに社会人になっている人もいますね。または、就職の道を進みつつも夜間や週1~2日で専門学校に通おうと考える人もいます。

専門学校の入学相談や体験入学など行くと、「社会人と二足のわらじの人もいますよ♪」と気さくに言われますが、果たして本当に、専門学校と仕事の掛け持ちで声優やミュージシャンの夢は叶うのでしょうか?



人それぞれ、と言える。

仕事との掛け持ちで夢を追うことが良いかどうかは、「人それぞれですね」という感じです。

向き不向きがありますね。

先輩やボイトレの先生などに「無理だよ!」などと言われても、それがあなたに当てはまるとは限らないので、まだ落ち込まないで!



受験勉強を部活と掛け持ちした?

中学、高校時代に、3年生にもなるとそろそろ受験勉強に本腰を入れますよね。そんなとき、「受験勉強だからもう部活には出ない!」という人もいます。対して、「俺は勉強にだけ専念なんて出来ないから、適度に部活にも出るよ」なんて人もいますよね。

あなたはどちらのタイプでしょうか?

そうなんです。時間が有り余るほどあっても、それがゆえに集中できない人もいるんですよね(笑)

そういう人は、仕事で日々が忙しくて、「空いた時間だけでも歌の練習をしなくては!」と尻を叩かれているくらいのほうが成長していけるようです。


または、様々なことを掛け持ちできる器用な人もいますね。部活をフルでがんばりつつ受験勉強もがんばる、そんなパワフルな人もいます。こうした人も、仕事をしながら専門学校に行っても、学内オーディションでトップクラスの成果を出したりするでしょう!



すでに発声やダンスなどの素地がある?

もう1つ、仕事との掛け持ちが可能かどうかを見る基準があります。

あなたは、すでに発声やダンスなどの素地があるでしょうか?

たとえば高校生活までの中でもうダンススクールに通っていて、ちょっとした舞台に立つことはヘッチャラだよ!なんて基礎能力の高い人は、仕事との掛け持ちでもトップクラスの成果を出し続けることは出来そうですよ。

高校時代からバンドを組んでライブハウスに出演している、なんて人も、長時間仕事しながら音楽活動をしても大丈夫でしょう。



校内で目立てばよいので、社会人経験があることは有利!

声優や音楽の専門学校では、学内オーディションや先生からの採点・審査があります。これらで一目置かれると、仕事を回してもらったり事務所を紹介してもらったりしやすいです。

それにおいて、別に18歳の若い子が有利ということはありません!

専門学校では、年齢は関係なく、とにかくクラスや学年の中で目立つ(実力が光る)人が抜擢されます!

そしてその抜擢において、声や音楽の実力だけでなく、社会性や社交性、自己アピール力、おしゃれ力(みだしなみ)なども大きな価値を持ちます。学生よりも社会人のほうが、こうしたチカラは高いですよね。

そのため、社会人経験があるということは意外と有利です♪



仕事と練習のバランスは、自分で見極めるべし!

この記事ではなにも、社会人の人が片手間で夢を追っても叶うよ、と言っているわけではありません!

仕事をしつつ、たくさんの練習や対外活動などを精力的にこなす必要があります!

仕事が忙しすぎたり、仕事に夢中になりすぎたりして、芸事のほうに割く時間が週に2時間しかないなら・・・それではちょっと、夢を叶えるのは難しそうです。


自分の実力を冷静に客観視したり、先生から意見を聞いたりして、練習やプロモーション活動などにどれくらい労力を注ぐべきか、しっかり見極めましょう。それは人によって違うはずです。あなたが声優や音楽のシロウトなのか、小学校の頃から練習してきたのか、それによってずいぶん違います!

人によっては、仕事は正社員にならずにアルバイトや派遣社員に留め、いつも定時にすぐに帰宅!あとは練習や活動に切り替え!そんな意識で生活するすべき人もいるでしょう。



授業に出るだけでは、プロになるのはムリ!

どこの専門学校も、「ウチに入学すれば夢は叶います!」と大風呂敷を広げますが、それをそのまま真に受けてはダメ。たしかに、評判の良い学校なら優秀な先生や設備、コネクションなど備えています。多くの生徒が、1度くらいは現場での仕事を経験できるでしょう。

が、授業に出て課題をこなすだけでは、プロになるのはムリです!声優にせよ、歌手やミュージシャンにせよ、です。


授業というのは、「何をすべきか」を教わるところであって、それを持ち帰って自分でどんどん練習しなければなりません!1時間授業を受けて、その内容を3時間練習する。そんなことの繰り返しです。芸事というのは、そういうものです。学業とは違うのです。


つまり、授業に出る時間だけでなく、自主練習する時間も考慮したうえで、仕事の時間(量)を決めなければなりませんね。


・・・意味がわかりますか?授業に出るだけでは歌は上手くなりません!何時間も何千時間も、自主練習が必要です!!

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