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【声優/音楽】専門学校に行けば防音室は要らない?

  • 執筆者の写真: ・
  • 2024年2月2日
  • 読了時間: 4分

【声優/音楽】専門学校に行けば防音室は要らない?

声優、ボーカル、ギターなど音を出すものは、家で自由に練習することは出来ませんよね。時間を配慮したり、家族と折り合いを付けたりする必要があります。

専門学校には思いきり音を出せる教室や練習場がありそうですよね。

専門学校に進学しさえすれば、練習場には事欠かなくなるのでしょうか?



専門学校の練習だけではまったく足りない!

専門学校の教室やスタジオ、練習場では、心置きなく声をだすことが出来ます。音を出すことが出来ます。

とはいえ、声優にしても音楽にしても、学校での練習だけでは足りません。まったくと言っていいほど、足りません!

専門学校に進学しても、家でも毎日のように猛練習する必要がありますよ。



防音室が必要かどうかは、ケースバイケース。

声優の専門学校に通う人など、「部屋に防音室を設置しようかな」と言い出す人は多いのですが、そこまで気張る必要は・・・ないかもしれませんね。

これはもう家庭の環境やあなたのやりたいことによって変わってきますが、常識的な時間に歌ったり発声したりすることを家族が特に咎めないようであれば、防音室までは必要ないでしょう。

これは、アパートでの一人暮らしでも同じです。木造アパートはやや音漏れが気になりますが、日中の発声練習や歌程度でクレームをしてくる隣人はあまりいないものです。



怒る人は、防音の努力をしても怒る・・・

実際問題としては、音楽や声優の練習をしている人に対して気に障ってしまう人は、たとえ部屋に防音室を設けて音漏れを抑える配慮をしても、それでも「変な音がして気が散る!」などとクレームしてくる傾向があります。

防音室は、既製品を買おうとする「遮音性能40db」などとスペックが書かれていたりしますが、音を完全にシャットアウトできるわけではありません。



早朝や夜遅くは音を出さないようにしよう。

「防音室を作る」と考える前に、「早朝や夜遅くは音を出さないようにしよう」という習慣を作ったほうがよいです。

早朝って何時まで?夜遅くって何時から?それはケースバイケースですが、目安としては朝は10時以降、夜は20時まで、という感じでしょうか。それより前、それより後は、眠る人や静かに過ごしたい人が増え始めます。

隣人がおらず、家族があまり気にしないなら、22時くらいまで音を出していられる家庭もあるでしょう。


防音室を作っても、21時に音出ししていたらクレームされたりする。

要は、たとえ数十万円を掛けて防音室を設置したとしても、遮音は完全ではないですから、夜21時などに音出しをしていると家族や隣人からクレームが入ったりすることがあるのです。

「せっかくお金かけて防音室を作ったのに!」と絶望したり、もっと遮音性能の高い高価格なものに買い替えてまたクレームされるなど、不毛なことを繰り返さないためには、まず音楽や発声練習をする時間帯を、整える必要がありそうです。

21時まで仕事してそれから歌う、というのではなく、昼間に練習して夜や朝に仕事をする、という考え方を持ったほうが良さそうです。



防音室は高い買い物。くれぐれも慎重に!

防音室も安くなってきましたし、組み立てが簡易にもなってきました。そうは言っても数十万円の出費となるでしょう。18歳の学生にはものすごい金額です!

部屋の中に組み立てるのもそれなりに大変です。

そして、防音室を設置すると部屋がとても狭くなってしまいます。それによって被る不便もあります。


高いお金を出して設備を整えるとなんだか上手になった気がしてしまいますが、本当にそれが必要か、よくよく考えましょう。

親にお金を出してもらうとしても慎重であるべきです。親というのは、道具に高い出費をしたのに子がまともに活用していないと、その夢を追うことに否定的になってしまうものです・・・。



熱意を示すと家族も折れる!

中学生、高校生の頃に家で歌を歌っていたら、「勉強してるんだからやめてよ!」などとガミガミ怒る家族もいたかもしれませんね。

「だからウチでは声優やミュージシャンを目指すなんてムリだわ」と諦めてしまう人もいるかもしれませが、ちょっと待って!

中途半端に歌っているからこそ、怒られるのかもしれません。

「私は本当に声優になりたいの!」と家族に宣言し、そして毎日一生懸命に練習している姿を見せるなら・・・これまで嫌がっていた家族も折れて、何も言わなくなることもあります。

だって、遊んでいるわけではなく未来の仕事のために訓練しているわけですからね!



いかがでしたか?

とにかく、専門学校に通うことになっても家で音を出す必要はあります。毎日のように歌や発声や楽器の練習をする必要があります。

そのつもりで進路を決めていかなければなりません。だから諦める、ということではなくて、あなたが本気なら、家で音を出すことを、家族に認めてもらえるように努力をしてみましょう。時間のルールを作ったり、お互いの意見を出し合ったりしましょう。

道は開けるハズ!

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