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エピソード10 『ヒミツの図書館お姉さん♪』

レノンさんの言う通りだった。

たくさんの物語の中には、

周囲の人たちから見れば「バカげてる」「無謀だ」「損だ」と思えるような道に

飛び込んでいく少女の話が、たくさんある。

私は多分、そういう本を、100は挙げられる。

彼女たちは、大きな葛藤を味わう。

…あっさり飛び込んでしまう子も居るけれど、

たいていは、今の私みたいに、不器用に悩む。


そして、

その先の展開というのも、パターンは決まってる。

お父さんやお母さんや、友人や先生に相談して、

「バカげてるから、止めなさい」

「だまされてるから、止めなさい」

と、真っ向否定されてしまう…

そこで、周囲の人の言う通りに断念した子たちは、

物語の主人公になったりは、しない。

せいぜい、イトコのお姉さん辺りとして、「良き理解者」として、

チラっと登場する程度だ。

「私もあのとき、冒険しとけばよかったわ。うふふ。」

とかって言う役割。

物語の主人公になるような子たちは、みーんな、

「周囲の価値観とは違う道」を、裸足で駆け抜けていく。

足の裏がボロボロになっても、まだまだ、走る!

振り返らずに、走る!



私は、念のため、

お母さんに、事のてん末を話してみた。

…案の定だった。

「イミがわからない」

と、言われてしまった…

…レノンさんのことは、お母さんも知っているんだよ?

「優しくて気さくなおじいちゃんだね♪」

って、昔から言ってた。

それでも尚、この返事だった…。


他の人たちに相談しても、

結果は目に見えていた。だから、相談しなかった。

私は、

これまで読んできた、無数の主人公たちに、相談した。

モモに相談した。モモちゃんにも相談した。

ウェンディに相談した。ジュディにも相談した。



みーんな、答えは一致していた…!



『ヒミツの図書館お姉さん♪』

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