エピソード10
特別な形で、人間に貢献することを選ぶ植物には、
もう一つのやり方が、あります。
「アドバイザー役を買って出る」
というものです。
この場合は、
人間のボディに宿ったりすることは、ありません。
実は、
全ての人間には、
「アドバイザー役の木」が、2~3本存在しています。
一本は、安住の地から遠く離れた場所に、佇んでいるでしょう。
国内であることもあれば、海外であることもあります。
行動範囲の狭い、保守的な人間の「アドバイザー役の木」が
海外であることは、まずありません。
「ちょっと無理をすれば、訪れることの出来る場所」で、
その人を待っています。
行動範囲の広い、冒険的な人間の「アドバイザー役の木」は、
海外に佇んでいる可能性が、高いでしょう。
いずれのケースにおいても、
霊的な要素の強い場所である可能性が、高いです。
自社仏閣や世界遺産が、該当するでしょう。
ある人が、
ある程度の霊性を育んだ後に、
見事、自分の「アドバイザー役の木」が佇む場所に赴いたなら、
その木から、語り掛けられることでしょう。
何か、近い未来に関連する、
重要なヒントを、受け取ることでしょう。
非常に重要な、人生を大きく左右する内容となるでしょう。
その木と見事出会うことが出来たならば、
もう一本、
あなたの安住の地から極めて近い地に佇む、「アドバイザー役の木」とも、
交信が始まるでしょう。
この、「身近なアドバイザー」に関しても、
自社仏閣に佇んでいる可能性が高いですが、
取り壊される可能性の低い場所であれば、
公園、空き地、学校などに佇んでいる場合もあります。
いずれにしても、
あなたがある程度、
お散歩に精を出さなければ、見つけらることはないでしょう。
あなたが、
「アドバイザー役の木」と出会い、充分な信頼関係を結べたならば、
あなたはもう、
高いお金を出して、霊能者や精神科医に相談を持ちかけることは、
なくなるでしょう。
しかし、
「アドバイザー役の木」の役割は、
「あなたを慰めること」ではなく、「あなたを成長させること」です。
ですから、
場合によっては、とても厳しい提案をするでしょう。
その提案を受け入れるかどうかは、
もちろん、あなたの自由です。
ただし、
あなたがあまりにも、「アドバイザー役の木」の提案を拒み続けるならば、
やがて、その木は(どの木も)、
あなたにアドバイスをすることは、なくなるでしょう。
『花ちゃんのつぶやき』