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エピソード12 『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』

船のカフェテリアは繁盛したけど、

パパはあまりうれしそうじゃなかったわ。忙しいんだもの。当然よ。

カフェのマスターっていうのも、パパにはビミョーにハマってないのよ。

合わないことも無いと思うんだけどね。

きっと、100リラの、立ち飲みカウンターの、おしゃべりする店なら良かったの。

ヴェネチカに帰る?そんな案も出たけど、

ヴェネチカに帰ったところで、100リラのカフェテリアはすでにあるし、

渡し舟の船頭さんは100人も居るしね。居場所が無いわ。


でも、次第に、パパの顔色は悪くなり、やつれていったわ。


ついにその時が来た。

パパ、お店の中で倒れちゃったの。

私たち、船上で吹いてたから、すぐに気づけて良かったわ。

お店をクローズにして、奥の控え室にパパを運んだわ。

そのまま一晩、安静にすることにしたの。

船には部屋もあるし、トイレもあるのよ。何でもそろってるの。

パパの看病に疲れて、私も控え室で眠りこけちゃった。


翌朝起きて、ビックリしたわ!!



『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』

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