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エピソード15 『守護天使 -愛と奉仕の物語-』

エピソード15

ユウ君(もう君付けするような年齢ではなくなりましたが、)は、私たちの心配をよそに、

自分なりのフィーリングの中で、霊的真理を培い、そして、発信していきました。

学術的に言えば、「トランス・パーソナル心理学」という分野が、もっとも近いでしょうか。

彼は、主に心理学の切り口から、不可視の領域を究めていったのです。

霊的な言葉を使わずに、霊的な真理を解いたのです。



その探求は核心を突いてはいましたが、

それでもやはり、「スピリチュアリズム」という畑の中に、

彼をしっかり住まわせる必要がありました。

そのためにとった、苦肉の策があります。


それは、「父の死」です。


日本社会がスピリチュアリズムを汚し、堕落させてしまった失態は、

ユウ君の父の早すぎる死をもって、強引に軌道修正させました。

ユウ君が26歳、音楽活動に打ち込んでいる最中に、

お父さんは、他界しました。

彼は、お父さんとはとても仲が良かったので、

父親の死は、とても悲しかったことでしょう。

しかし、

父親の死をキッカケに、霊的な事柄を立て続けに見せ続けなければ、

彼を音楽業界から引き離し、「スピリチュアリスト」を名乗らせることは、出来なかったでしょう。



私は、久しぶりに、

直感サイキックをフル稼働させました。

そして、「生きがいの創造」という書籍と「オーラソーマ」という色彩学を、

彼と結びつけました。

そして、フリーランスの生き方をさせるために、

ストレス性の胃痛を、ボリュームマックスまで強めました。

私はまた、愛する彼の体を、痛めつけなければならなかったのです。


その3つを施せば、あとはもう、

持ち前の察しの良さで、予定されていたルートをどんどん進んでいきました。

ペースが速すぎたくらいです。

社会や周囲は、彼の霊的な悟りに、追いつかないのです。


『守護天使 -愛と奉仕の物語-』

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