top of page

エピソード17 『首長の村の掟 -真実の物語-』

買い物を済ませた一行を乗せて、

トラックは、再び走り出した。

今度は、10分かそこらで、川沿いのキャンプ地に、到着する。


…キャンプ地と言っても、

人間様が泊まる場所では、無い。

象が、居留している場所なのだ!


なんと、僕らは、

大きな象の背中に乗って、川を上っていくのだ!!



僕は、ツアーの日程を、ロクに確認していなかったので、

いきなり、「象の川上り」に出くわして、やたら興奮した♪



象は、とても大きく、たくましかった。

背中に、人が座るためのカゴが、取り付けられているから、

振り落とされるような心配は、無かった。


…ハズなのだが、

僕らは定員オーバーだったため、象の数が足りなかった!

僕は、日本人の女の子2人が座る、その象の頭に、

ダイレクトに座ることになった(笑)


「おいおい!どこに捕まったらイイんだ!?」

と象使いに尋ねると、「耳!耳!」と言う…(笑)


僕は「象さん、失礼しまぁす」と丁重に断って、

ぶあつくゴツゴツしたその耳を、しっかり握った。

彼らは、耳たぶを掴れたところで、ビクともしない!

当たり前だけど、象というのは、強靭なのだ!



象の頭の特等席は、スリル満点だった!!

僕のお尻は、さっぱり安定せず、

常に、両足の内ももの筋肉や、両手の握力・腕力で支えないと、

いつ振り落とされても、おかしくなかった!!


しかし、

このスリリングさこそが、面白かったのだ!!



しかも、

そこらの動物園や観光地のように、

「5分戯れて、はい、オシマイ」

というわけには、いかない!

およそ、1時間半も、

そんなスリリングなドライビングを、続けるのだ!!

面白さ、この上ない♪



定員オーバーであぶれてしまった僕は、

その実、

すこぶる、ツイていたと思う!!


『首長の村の掟 -真実の物語-』

最新記事

すべて表示

エピソード158『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』

エピソード158 ドラゴンの姿のキキは世界樹の残骸の上にふわりと降り立った。 3人と馬をそっと地面に降ろす。 そしてすぐに10歳の少女の姿に戻った。 キ「ふぅ!みんなお疲れさん♪」 な「キキちゃぁーーーん!怖かったよぉぉ!!」 ななはキキに飛びついた。 キ「よしよし。よくやったねぇ」キキはななを優しく抱きしめ労った。 ゆ「キキちゃん強すぎ!」ゆなもキキを抱きしめる。 キ「へっへーん♪ だから言った

エピソード157『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』

エピソード157 キキはジロっとエビルプリーストを睨みつけた。 キ「最後はみんなで戦いたいの。協力してくれる?」 3人は力強くうなずく。 キキの背後には、さっきの天使たちが光の粒の姿となってキラキラと輝いた。 キキは両手を構えて魔力を集中させる。 キ「山よ、海よ、花よ、宇宙の無数の精霊たち。そして新たな天使の友人たち。 精霊ルビスの御名の元、今こそ我に力を与(くみ)し賜え。 ただただ不届きものを滅

Commentaires


bottom of page