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エピソード1 『沖縄クロスロード』

プロローグ




 でも大丈夫だよ。キミはコンパスを手にしたから。

 十代の多感な時期に…東京に染まりきる前に…沖縄を垣間見たのは、正解だよ。

 おかげでキミは、

 人生の分岐点が何であるか、若くして気付けたもんね。

 『東京的な文化の中に幸せは無い』って確信できたなら、幸せはもう遠くない。





エピソード1

「卒業旅行、ドコにする!?」

マリがそう切り出してきたとき、ユカたちは即答だった。


「沖縄に決まってんでしょー♪」

満場一致。わずか0.1秒で、会議は終了!

国会議員の先生にも見習ってほしいもんだわ♪


…満場一致といっても、議員は3人しかおりませぬ。

これは、ユカ、マリ、ヒヨリの3人の卒業旅行なのです。



まだ高校3年生なユカたちだけど、沖縄は初めてじゃないのです。

高校2年のとき、修学旅行の行き先が、沖縄だったのです。

自由行動は多くなく、戦争や歴史の施設ばかりの観光だったけど、

それでも、「沖縄には、東京とは違う風が吹いている!」ということくらいは、

バカなユカたちでも察知できたのでした。

それからというもの、

「いつかまた沖縄に行ってやる!」と、ことあるごとに口にしてたから。

だから、卒業旅行なんて構想が出てきたときには、

みんな、頭の中には「沖縄」の2文字しか無かったんだ。


『沖縄クロスロード』

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