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エピソード1 『花ちゃんのつぶやき』

プロローグ






私の名前は、「花」と言います。

一生の間に、1回だけ、引越しをしました。

そして私は、

死ねなくなってしまいました…






エピソード1

私の名前は、「花」と言います。

…いや、

私は、「花」と呼ばれています。

本当はそんな名前ではありませんが、

人間は、私たちのことを「花」と呼んでいます。


人間たちは、

フリージアだろうが、ヒマワリだろうが、

全てひとくくりで、「花」と呼んでいます。

…まぁ、

私も今、70億もの個性豊かな生命を、

ひとくくりに、「人間」と呼んでしまいましたが…



…ご理解、頂けましたか?

私は、「花」です。

「フラワー」です。「植物」の一種です。



「花がしゃべれるはずがない!」

と、あなたはおっしゃいますか?

しかし、

それは、人間が…大部分の人間が…無知なだけです。


私たち「花」は、

喋れますし、思考する意識を持っています。



「花が文章を書けるはずがない!」

と、あなたはおっしゃいますか?

その通りです。

私たちのボディでは、

鉛筆を握ることも、タイピングすることも出来ません。

ですから、

ある人間の友人に、こうして「代筆」を頼んでいるのです。


『花ちゃんのつぶやき』

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