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エピソード1 『首長の村の掟 -真実の物語-』

ここは、メーホンソン。

一体、地球の地名では無いような響きだけれど、地球だ。

タイ北部の、奥深き地…



少々時間を遡り…

タイの首都・バンコクに飛行機が降り立ったのは、もう夕方だった。

それでも僕は、

一晩すら滞在せずに、次の町を目指した。


なぜかと言うと、

バンコクという街は、世界有数の「カオス」であるからだ。

様々な要素が混沌と混ざり合う、欲望と汚染の街だ。

やかましい街が、僕は、あまり好きでは無いのだ。



排気ガスの臭さがハンパでは無いのだけれど、

それよりも尚、

アオザイや高級エステへの欲求が強かったりする「旅行者」たちが、

この大都市に、入れ替わり立ち替わり、やってくる。

そうじゃなければ、南方のビーチに飛ぶ。

プーケットとか、ピピ島とか、そういうところだ。


もっとストイックな「旅人」たちは、

バンコクから、北上するだろう。

タイの北部は、「旅行者」たちがぞろぞろ歩くようなところでは、ない。

…アユタヤは、「北部」には含まないよ?

バンコクより北側ではあるけれど、

相対的に言えば、あの辺は、「北部」とは言えない。

遺跡の地ではあれども、

「ストイックな旅人の町」では、ない。


『首長の村の掟 -真実の物語-』

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