エピソード28 『首長の村の掟 -真実の物語-』
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- 2023年3月11日
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カレン族の集落に、30分も滞在すると、
一行は、再び歩き出す。
この辺りの記憶が、ほとんど無いのだが、
やはり、ハイキング的な、割と平坦な道を、
歩いたのだと思う。
なにしろ、
大してバテることなく、歩き通せていたから。
そして、昼過ぎには、
「原住民の集落」では無い、「観光客用の居留地」に、
到着したのだったと思う。
そばにある沢で、
ガイドの青年が、魚を捕まえてくる。
興味のある者は、
一緒になって、沢に飛び込み、
マスか何かの、掴み獲りをする。
これが、夕飯のおかずとなるのだ。
ガイドは、休まず、
夕食の準備に取り掛かる。
一節分の竹筒の中に、コメや何やらを詰め込んで、
それを、焚き火の周りにくべていく。
すると、
ゴミが出ても、すべて自然に還っていく、
極めてエコな夕食パーティが、行えるのだ♪
この辺りが、
クサカベさん夫婦の思想なのだろう。
『首長の村の掟 -真実の物語-』