…さぁーて、
一連の、「ピラミッドでの出来事」を読んで、
気付いてもらえただろうか??
わかりやすく、
出来事をまとめてみるよ??
まず、
1週間前に夜行列車で、
たまたま、ダニーと向かい合わせになった…
黙祷をする様子から、
「話が合いそうだなぁ」と察知して、
「人見知りせずに突っ込んだ会話」をしてみたコトから、
一緒にピラミッドに行くことになり、
また、ピラミッド行きの期日が、固定された…
…日は飛んで、今日当日、
ダニーが45分間も遅れたコトによって、
午前中に「クフ王のピラミッド」に入ることが、出来なくなった…
カメラを預けるために受付まで引き返したことによって、
「メンカウラー王のピラミッド」の玄室で、
白い服の女性ヒーラーと、鉢合わせするコトが出来た…
僕がそれをムシせず、
彼女に話し掛けてみたコトによって、
両者の間には、「面識と親和」が生まれた…
ダニーが、
「今すぐピラミッドに入りたい!」
と言ったときに、
彼には他のモノには興味がないコトを思い出し、考慮し、
彼の意思のほうを尊重してあげたコトによって、
午後一番でピラミッドに入るコトが、決まった…
受付のおばちゃんが、
欲を丸出しにして、「カメラを預かる」と言ったとき、
その流れに身を委ねたコトで、
ヒーラーたちの儀式と同じタイミングで、
僕らも、玄室に入ることが出来た…
…どうだい??
一つ一つの出来事を、「別っこで」見てしまうなら、
僕の側からすれば、
「他者の都合やワガママに、 振り回されただけ」
のように、感じられる。
…けれども、
全ての「ハプニング」を繋げていくと、
それらが実は、「ものすごい抜群のタイミング」で発生していて、
「一つの運命的なゴール」へと、
僕を導いてくれていたコトが、わかるだろう??
…わかるかい??
もし僕が、
ダニーの都合や欲求に対して、 一つでも、
「NO!!…だったら僕は、一人で行くよ!!」
などと突っぱねていたら…
その他諸々の出来事に対して、
ガンコに、ダラダラと、抵抗をしていたら…
「あの玄室での出来事」には、結びつかなかったワケさ♪
…こういうのを、
「シンクロニシティ」(意味のある偶然)と言うんだよ♪
『導かれし者たち』