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エピソード34

…さぁーて、

一連の、「ピラミッドでの出来事」を読んで、

気付いてもらえただろうか??

わかりやすく、

出来事をまとめてみるよ??


まず、

1週間前に夜行列車で、

たまたま、ダニーと向かい合わせになった…

黙祷をする様子から、

「話が合いそうだなぁ」と察知して、

「人見知りせずに突っ込んだ会話」をしてみたコトから、

一緒にピラミッドに行くことになり、

また、ピラミッド行きの期日が、固定された…


…日は飛んで、今日当日、

ダニーが45分間も遅れたコトによって、

午前中に「クフ王のピラミッド」に入ることが、出来なくなった…


カメラを預けるために受付まで引き返したことによって、

「メンカウラー王のピラミッド」の玄室で、

白い服の女性ヒーラーと、鉢合わせするコトが出来た…

僕がそれをムシせず、

彼女に話し掛けてみたコトによって、

両者の間には、「面識と親和」が生まれた…


ダニーが、

「今すぐピラミッドに入りたい!」

と言ったときに、

彼には他のモノには興味がないコトを思い出し、考慮し、

彼の意思のほうを尊重してあげたコトによって、

午後一番でピラミッドに入るコトが、決まった…


受付のおばちゃんが、

欲を丸出しにして、「カメラを預かる」と言ったとき、

その流れに身を委ねたコトで、

ヒーラーたちの儀式と同じタイミングで、

僕らも、玄室に入ることが出来た…



…どうだい??

一つ一つの出来事を、「別っこで」見てしまうなら、

僕の側からすれば、

「他者の都合やワガママに、 振り回されただけ」

のように、感じられる。

…けれども、

全ての「ハプニング」を繋げていくと、

それらが実は、「ものすごい抜群のタイミング」で発生していて、

「一つの運命的なゴール」へと、

僕を導いてくれていたコトが、わかるだろう??



…わかるかい??

もし僕が、

ダニーの都合や欲求に対して、 一つでも、

「NO!!…だったら僕は、一人で行くよ!!」

などと突っぱねていたら…

その他諸々の出来事に対して、

ガンコに、ダラダラと、抵抗をしていたら…

「あの玄室での出来事」には、結びつかなかったワケさ♪


…こういうのを、

「シンクロニシティ」(意味のある偶然)と言うんだよ♪



『導かれし者たち』

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