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エピソード34 『首長の村の掟 -真実の物語-』

ライトバンは、ヒドかった!!(笑)

ものすごい狭い車内に、十数人が詰め込まれ、

足を普通に下ろしていると、

僕のような長身者は、前の座席に膝が使えて、

骨がどうにかなってしまいそうだ。

仕方ないから、膝を抱えて座る。


そして、

メーホンソンへの道は、まともに舗装されていない!

ライトバンは、しょっちゅう、

バウンバウンと跳ね上がる!

僕は、コレより酷いのを、カンボジアで経験していたので、

大してひるまなかったが、ユミちゃんは、呆気に取られていた。


このような路面状況なので、

天気が悪かったりすると、

途中で何時間も立ち往生したり、

ぬかるみから脱出するのを手伝う羽目になったり、

途中から歩かされたり、するらしい(笑)


当然、夜中も、睡眠どころの騒ぎでは無い!

この道程で眠れる人は、相当な猛者だろう。



また、

途中で、検問のようなものがあって、

一旦、降ろされる。


急に停車し、バンの扉がガラっと開いたかと思うと、

迷彩服のゴツい兵士が、ライフルの銃口を僕らに向けて、

威嚇してくるのだ!!

何事かと思った!!バスジャックかと思った!!


「パスポートか身分証を見せろ!」

といったことを言い放ったので、

「あぁ、検問のようなものか」と、一安心するのだ。



更に、終盤は、

真っ暗なつづれ折りの山道を、ガンガン走る!

酔いそうにもなるが、

何かもう、精神の起伏が強すぎたためか、吐き気もクソも無かった(笑)



…こうして、

およそ10時間ほど掛けて、一行は、メーホンソンに到着するのである。


『首長の村の掟 -真実の物語-』

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