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エピソード39

エジプトのジモティたちは、

「言語のカベ」ゆえに、僕にとんでもないウソをついて翻弄してしまうけれど、

商売人以外のヒトたちは、おおむね優しいよ♪


ハーン・ハリーリ行きのミニバスに乗り込んだ僕を、

同乗者の誰もが、注目していた。

なにしろ、日本人なんて珍しいし、

「ハーン・ハリーリ!ハーン・ハリーリ!」

って、僕がウルサいからさ(笑)

すると彼らは、

誰に言われずとも、示し合わせるかのように、

僕を、運転席のそばの「特等席」に、押し込んでくれた。

イスラム人ってのはさ、

「客人をもてなせ」っていう戒律に従って生きてるんだけど、

それはバスの中でさえ健在らしいよ(笑)カラダに染み付いてんだろうと思う。

そんで、

ハーン・ハリーリが近づいてくると、

「あと5分だ♪」とか、

「あと2ブロックだ♪」とかって、みんなで楽しそうに、

僕が乗り過ごさないように、サポートしてくれるんだよ♪

見知らぬジモティたちにサポートしてもらえたときって、

ホントーーーーーーーに、ココロが震えて嬉しくなるよ♪♪



ハーン・ハリーリ近くであるらしいバス停に到着して、僕は降りたのだけれど、

ガイドブックを見ても、

いったい自分が、市場のどの辺りに降り立ったのか、

皆目、見当も付かなかった(笑)

仕方ナイから、

何も考えずに、テキトーに歩き周ってみることにしたよ。

…まぁ、

どうせ現在地を把握出来たところで、

市場を徘徊してるうちに、迷子になっちゃうんだ(笑)


ハーン・ハリーリは、本当に広かった!!!

どれだけ広いのか、全体像すら把握出来なかった(笑)

「とりあえずぐるっと一周してみる」とかって、

それすらやる気にならないほど、広いのさ!

僕は、何も買うつもりは無かったけれど、

ジャンベなどの民族楽器を売る店を、よく覗いた。

あとは、

パピルス・アートを実演販売する露店商なんかを、よく眺めた。

アレは、よく見ると、

描き手の絵のレベルによって、仕上がりにずいぶん差があるよ(笑)

大きな、立派な店に行けば、

精巧なモノを多く扱っているけれど、その分、バカ高い!

…結局、

土産物は、営業コストがほとんど掛かっていない露店商から買うのが、

最も安上がりなんだよ♪

けれども、

露店商たちの売っている品々は、

クオリティがグデグデであることが多い…

つまり、

歩き周って、ハイ・クオリティな露店商を発掘するしか、ナイのさ♪

「目利き」ってヤツだよね。知識も努力も感性も要るよ。



『導かれし者たち』

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