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エピソード3 『首長の村の掟 -真実の物語-』

列車がチェンマイに到着すると、

駅の前には、独特な乗り合いバスが、並んでいるだろう。

ワインレッドっぽい色をした、霊柩車みたいな形の乗り物だ(笑)

いや、洒落たセンスではあるのだけれど、

どうも、霊柩車を知っている人種からすると、笑ってしまう。


この乗り合いバスが、

チェンマイ各地への交通網になっているようなのだけど、

バックパッカーたちが集まる旧市街には、直行便が無い…

みんなは、どうしているんだ?


宿の予約を取っているなら、

チェンマイの鉄道駅まで、迎えに来てくれるかもしれないけれど、

バックパッカーたちの多くは、宿の予約なんて、取らないだろう。



僕は、駅であれこれ考えた挙句、

旅行者向けのインフォメーション・オフィスの近くまで、

この乗り合いバスに乗ってみることにした。

インフォメーション・オフィスは、旅行者が訪れる場所なのだから、

そこまで行けば、どうにかなるだろう。


駅前の大衆食堂で、

チャーハンみたいなのを食べて腹ごしらえをすると、

僕は、その赤い霊柩車に乗った。

このまま、死ななければ良いけど(笑)



インフォメーション・オフィスに到着すると、

カウンターで、旧市街への行き方を訊いてみた。

旅行者なんて、これっぽちも来ていなかった。

こんな不便な場所にインフォメーション・オフィスを構える理由が、

さっぱり、解らない…(笑)


そして、

わざわざ訪れて、尋ねてみたところで、

明確な答えは、得られなかった(笑)

ただ、

旧市街の安宿マップのようなものを貰えたのは、有り難かった。


『首長の村の掟 -真実の物語-』

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