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エピソード42 『トルコで見つけたドラゴンボール』

よく、ミュージシャンのPVなんか見てると、

こういう村の人々が、映ってたりする。

または、

恵まれない子供たちへの募金をつのるポスターには、

こういう村の子供たちが、映っていたりする。


ああいうのはぜんぶ、「ヤラセ」なんだな(笑)


ディレクターの思惑通りに、

水浴びなんかさせたり、乳児を抱っこしてもらったり、

何度も何度も、ポーズを決めてもらったりする。

化粧をして、レフ板で光を当てる。


村人たちは、高い報酬をもらえるから、

イヤな顔せずに、それに応じる…



僕は、そういう「作られた写真」は好きじゃナイから、

旅先で、偶然に目にしたモノだけを、パチリと切り取る。


逆光なら逆光で、それはしょうがない。

「ちょっと、こっち側に移動して、

 同じポーズしてくれない?」

なんてコトは、言ったりしないんだ。


真実を偽ってまでして、クライアントのニーズに応じるのは、

僕の性に合わないから、

商業カメラマンには、なれないだろうね(笑)



自分で言うのもナンだけど、

僕の写真は、割りと評判がイイ。

けれども、

僕は、「旅をするカメラマン」ではなくて、

「カメラを持つ、旅人」なんだ。

僕の写真は、

ただ、「旅人の日常」を、切り取っているだけなんだ。

そして、「現地人の日常」を、切り取ってるだけなんだ。


僕は、誰のニーズにも、迎合しない。


『トルコで見つけたドラゴンボール』

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