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エピソード4 『ゆずと林檎』

エピソード4

第一線で活動するミュージシャンに、

海外放浪の時間が無いのは、事実だ。

けれども、

本当にその気になったら、

作り出すことは出来るんだよ。


少なくとも、

5年以上も安定した売り上げを残したなら、

「1年くらい、休みを下さい!

 人生勉強のために、やりたいことがあるんです!」

とか言えば、尊重してくれる事務所は多いよ。

まぁ、

ダンス・ミュージック系の事務所やレコード会社の場合、

血も涙も無いから、

商業価値がなくなるまでは、休ませてもらえないかもしれないけど…

そういう事務所を選んだ自分を、反省するしかないよな。


それに、活動休止という手だってある。

「無期限休止」にしちゃうと、

「すなわち、解散するのだろう」って思われちゃって、

復帰のフィールドが狭くなっちゃうけど、

ちゃんと期限を決めて活動休止をするなら、

たいていは、上手くシーンに復帰出来る。



…結局のところ、

オレが未だに海外放浪にチャレンジしていないのは、

「怖いから」っていうだけなんだよ。

一人で旅することも、怖さがあるし、

「休暇を貰ったあとに、周囲が冷たいんじゃないか…」

っていうのも、怖いんだ。

ステージの上では、たくましいこと歌ってるけど、

実際のとこ、けっこうビビりなんだ。


「それでもイイじゃないか!人間だもの♪」

って唄うのもイイんだけど、

やっぱりオレは、強くなりたいよ。


『ゆずと林檎』

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