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エピソード4 『オーボエにまつわるエトセトラ』

エピソード4

ところで、

音楽にも、「限界年齢」というものが、あるんだろうか?


…そのような類の学説を、私は見たことがないのだけれど、

私が日々、様々な音楽に耳を傾けていると、

ある程度の年齢を境に、

「音色の輝き」が失われている気がして、ならなかった。


毎週欠かさず楽器に触れている、オーケストラ所属の人間でも、

「音色の輝き」の衰えが、見られるのだ…。



そう。

私は最初、「年齢による衰え」なのだと、勘違いしてしまったのだ。

けれども、どうやら、

衰えの要因は、年齢では、無い。


私が至った結論は、こうだ。


「お金を稼げば稼ぐほど、『音色の輝き』が衰えていく」



…一体、何をバカげたことを!!

と、プロの音楽家の方々に、怒られてしまうかもしれない。


でも、

どうにも、

個人個人を観察しても、団体を観察しても、

そのような傾向が、否めないようなのですよ…


どうやら、

お金のことを考えながら楽器を奏でるようになってしなうと、

その、「雑念」みたいなモノが、楽器に乗ってしまうのだろう。


「あーあ、めんどくさいけど、

 生活のためには、取り敢えず、笑顔で吹いておかなきゃ。」

なんて、上の空になっているヒトの音色が鈍ることは、

多分、音楽家たちならば、「あぁ、わかる!」と思ってもらえるだろう。


音楽は、

なるべく、お金とは切り離したところで行うことが理想なのだと、

私は、とても強く、思う。


『オーボエにまつわるエトセトラ』

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