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エピソード4 『虚像のバンドマン』

エピソード4

え?

「ファンを食ったら、メジャーになれないんじゃないのか?」って?


そうなんだよ!

ホスト・バンドのヤツらってうのは、

「食わない」ギリギリのところで、オンナのコたちを、喜ばせるんだ。


…「ギリギリ」でも無ぇな。

手を繋いでも、もうアウトだよ。

横に座って、タバコに火を点けてやるとか、

「カシスソーダ、ちょっと一口貰っていい?」とか、

その程度だ。

メールなんかも、

「今日は来てくれてありがとう」の長々としたメールをコピペして、

最後に一言、その子にしかわかんねぇような一文を、添えるんだよ。


すると、ファンの子ってのは、

「もうちょっとライブに通いつめれば、恋人になれるかも!」

って勘違いしたり、するのさ。


または、

ファン全員に行ってる社交辞令だと解っていても、尚、

そういう「お姫様扱い」が気持ちよくて、ライブに通い詰めるのさ。


もう、完全に、

料金完全前払い制の、安っすいホストクラブだよ!


『虚像のバンドマン』

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