エピソード51
- ・
- 2023年1月31日
- 読了時間: 2分
…ココまで必死に頑張って、 日の出の瞬間を見逃すのは、
あまりにも切な過ぎるから、
5時を過ぎた辺りからは、泣く泣く、穴から這い出ていった…
僕は再び、
山頂を渦巻く、切り裂くような暴風の、イケニエとなった…(笑)
「おぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
…みんなの歓声とともに、
まぶしい黄色い光が、産声を上げた!!!
長い苦痛の果てに訪れたソレは、
まさに、「生命の誕生」のようだった… !!
…!!??
夢中でシャッターを切ってみると、
カメラのモニターに写る太陽は、
なぜか、卵の黄身のようで、
トロっと変形して、クッキリした輪郭を持っていた。
僕は、
「この色・カタチは、何かに似てるなぁ…」
と考えて、ハッと思い至った。
ソレは、
僕が深い瞑想状態に入ったときに、
いつもまぶたの裏に見える光に、ソックリなのだ!!!
多くの瞑想実践者は、
深い瞑想状態に入ったとき、
まぶたの裏に、映画のような映像を視ることだろうさ。
実は、この「映像」程度のサイキックは、
「第三の目」を活性化する訓練をすれば、
誰にでも…10歳の子どもにだって…、可能なことなんだよ?
巷の商業チャネラーたちがお金を取りながら視ているのは、
このレベルのモノなんだ(笑)
…その人たちが、
ある一定の意識レベルに到達すると、
「映画のような映像」は、視なくなってくるんだよ。
代わりに、
「もやもやとした青白い光」
を、視るようになるハズなんだ。
この青白い光の正体は、
その人の、「モナド」なんだ。
「モナドを視ている」というか、
厳密に言うと、「モナドと繋がれるレベルにあることを示している」
という感じだけれどね。
アセンションに近いということであり、7次元に近いということだよ。
「モナド」というのは、
「魂」よりも更に高次元の、ハイヤーセルフのことだよ。
…「ハイヤーセルフ」というコトバがワカラナイなら、
読み飛ばしちゃってイイよ(笑)
そして、
モナド・レベルの人たちが、
アセンションよりもさらに上の、「完全な悟りの境地」にまで達しちゃったならば、
まぶたの裏に、更に新しいモノを、視るようになるんだよ。
それが、
上述した、卵の黄身のような、
「黄色くて、トロっとした、輪郭の強い光」なんだ。
その卵の黄身のような光のことを、
「神の光」と呼ぶ書物も、ある。
ココで言う「神」というのは、
宇宙の創造主、唯一の生命の源、セントラル・サン…
まぁ、呼び名はナンでもイイけれど、
「天照大神」とか「ゼウス神」みたいな人格神とは、一線を画するモノだよ。
とにかく、天の川銀河における、「万物の源泉」のコトさ。
…でも僕は、
「神」ということばが、ウサン臭過ぎてあんまりスキじゃナイから、
「卵の黄身の光」としか、呼ばないよ(笑)
この表現でも、わかるヒトにはわかるからね♪
『導かれし者たち』