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エピソード7 『ミシェル2 -世界の果て-』

エピソード7

働くことに夢中になっていた私に、久しぶりに刺激的なことが舞い込んだの。

そう、文字通り舞い込んだのよ。

ポストカードが、うちのポストに届いたの!

水色の町なの!壁も地面もぜんぶ水色!

家は継ぎ目のない原始的な造りでね、でも水色の繊細さは100年後の未来みたい!

これはどこなの!?どこの国の、どこの町!?

…っていうか、誰から届いたポストカード?

それはわかるでしょ?わかるわ。でもわからないの!

ポストカードの裏側、宛先や手紙がつづってあるんだけど、

それがなんと、雨かなんかでにじんじゃってて、文字が見えない…!

きっとレオからなのよ。でも、確信はない。差出人欄も手紙もにじんでるから。

でもきっとレオ。それは間違いないと思うわ。

それより気になるのは、手紙には何て書いてあったの!?

あの人は私に、何を伝えようとしたの!?

ひょっとしたら、「困ってるから助けてくれ」って内容かも?

いや、それはないわ。

ポストカードが届くまで何日も掛かって、私が駆け付けるまで何日も掛かったら、

レオは助からないもの。だから困ってるとしても、私に助けを請うことは考えられない。

じゃぁ、何?

「今日も良い天気だよ♪」それだけかもしれない。

そうよね。私なんて通りすがりの女子大生だもの。

でも、でも…

「一緒に旅をしないか?キミが来るのを待ってるんだ。」

そんなことが書いてあったのかも!?


『ミシェル2 -世界の果て-』

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