エピソード9 『イーストエンドは西の果てⅡ』
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- 2023年3月27日
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エピソード9
とにかく、ボクは、
じぇれみーの幹に住んでるから、
他のねむりあ国民とは、離れ離れで暮らしてるんだよ。
ほとんどの住民は、ねむりあの大地の上だもの。
ボクも、よく、ねむりあの大地に行くけどね。
そういうとき、どうやって移動すると思う?
「ピンクのもくもく雲!」
ぶぶー!
不正解♪
アレも、昔は良く使ったけど、
今は、飽きちゃったなぁ。
時々は利用させてもらってるけど。
最近は、もっぱら、
小さなドラゴンに乗って、移動してるよ♪
リーザっていう、メスの竜なんだ。
ヘビ型の龍じゃナイよ?トカゲ型の竜だよ。
リーザは、
西の谷のもっと奥のほうで、知り合いになったんだ。
渓谷で、リーザがケガしているのを、ボクが助けてあげたの。
それで、仲良くなったの♪
リーザは、瞬間移動も出来ちゃう!
16次元の生き物だから、
人間よりも、ずーーーーっと万能だよ♪
普段は、西の渓谷で暮らしてるけど、
ボクが呼んだら、一瞬で駆け付けてくれるんだよ♪
竜とお友だちになってる人間は、
ほとんど、ボクくらいかなぁ。
他の人間たちは、あんまり勇気がナイから、
西の渓谷まで冒険しようとは、思わないんだよ。
だから、竜と友だちになることも、出来ない。
勇気を出して、冒険したヒトだけが、
新しい友人や知識やオモチャを、手に出来る♪
日本人は、
竜のことを、恐竜と呼んでるよね。
遠い昔に、地球を闊歩していた、大きくて恐ろしい生き物…
ホントにそうだと思う!?
竜のボディが大きいことは、間違ってないよ?
でも、
「恐」という字が当てられるほど、凶暴な生き物では、ナイんだよ。
むしろ、
竜よりも、地上世界の人間のほうが、凶暴だよ(笑)
竜たちは、
もっぱら、草食の生き物なんだ。
肉食の竜なんて、1つも存在しなかったよ。
彼らは、植物を食べながら、暮らしてた。
…なんのために暮らしていたかって?
地球のパトロール隊であり、地球の掃除人だったのさ!
恐竜は、
とても優しく、とても奉仕心溢れる生き物なんだよ♪
キミたちの学校の図鑑に書かれていることは、
ほとんど、デタラメばっかりなの(笑)
みんな、一つの先入観から推測したコトを、
断定しながら書いちゃってるだけなの。
だから、
新しい情報が判明しても、
気まずくて、訂正出来なくなっちゃったり、する…
学者ってさ?
あんまりエラくナイし、あんまりスゴくナイんだ。
西暦2000年くらいに生まれたコたちが、
大きくなって学者になったら、
知識とサイキックを両方駆使して、真実を突き止めるように、
なっていくハズなんだよ。
「イーストエンドは西の果て」を、みんなが支持する世の中になるなら、
必ず、そういう方向になるよ。
恐竜学者に限らず、
全ての分野の学者たちが、
膨大な知識とチャネリング情報の、両方を駆使して、
「本当のこと」を知れるようになるよ♪
まだ今は、キミたちは、
「本当の科学」を持っていないし、
「本当の農業」が出来ていないし、
「本当の政治」が行えていないし…
かなり、未熟な段階なの。
残念だけど、まだ、かなり未熟なの。
キミたちが、
「本当の○○」を知れるようになるには、どうしたら良いと思う?
一つは、
争いを止めること。
肌の色が違っても、ボディのカタチが違っても、
銃や拳を向けなくなることが、最重要だよ。
そしてもう一つは、
誰が真実の発信者か、見極めること。
テレビで有名なヒトや本にばかり、お金を注ぎ続けるなら、
キミたちは、真実を知ることは、出来ないさ。
そうだ!
今晩、夢の中でテストしてみようか?
キミがもし、
「子どもの心」をきちんと持っているなら、
今晩、夢の中で、恐竜時代にタイムスリップ出来るよ♪
キミの守護天使に、ボクがお願いしておくから、
何にも考えずに、眠るだけでOK!
それで、
夢の中に恐竜が出てきたら…
さぁ、キミはどんなふうに振舞うかな!?
怯えて逃げ出す?
石を投げて攻撃する?
それとも、
ボクみたいに、背中に乗って空中散歩??
…今日は、読み進めるのは、ココまでにしようね♪
ストーリーの続きは、
次のページじゃなくて、キミの夢の中にあるから!
「イーストエンドは西の果てⅡ」で冒険するのは、
ぱるこでもふぁる子でもなく、キミ自身なんだー!!
どうだい?
こんな本、初めて見ただろう!?
『イーストエンドは西の果てⅡ』