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未経験者が声優オーディションで合格する方法!

  • 執筆者の写真: ・
  • 2024年1月26日
  • 読了時間: 18分

声優に関するオーディション情報を調べてみると、「未経験者歓迎!」と書かれているものもよく見かけますよね。本当に未経験者でもオーディションに合格することが出来るのでしょうか?

未経験者が声優オーディションで合格する方法を、どこよりも詳しく徹底解説します!



正直、未経験者が声優オーディションで勝ち抜くのはキビしい・・・

声優オーディション情報には「未経験者歓迎!」と書かれたものがあるのですが、実情としては未経験者が声優オーディションで合格するのはキビしいです。

多数のエキストラを求めるものであれば受かることもあるでしょうけれど、1枠2枠のイスを争うオーディションで、経験者を出し抜いて合格するのは、とても至難の業・・・。

ではなぜ、「未経験者歓迎!」などと書くのでしょうか?


1つは、「人気のオーディションだ」という印象を作りたいからです。

「全国から1万人の応募を集めた当オーディションは」などとニュースになると、みんな注目しますよね。メディアからも視聴者からも注目を得たいわけです。

2つ目に、未経験者の中にも逸材は居るからです。

声優の仕事をしたことがない、声優の専門学校にも養成所にも通っていない、そんな素人でも、声の演技のセンスがある人もいます。たとえば、ボーカリストを目指して音楽学校に通ってきた人は、「声優としては未経験者」なわけですが、そこらへんの新人声優よりも発声のよい人もいます。歌やダンス、パフォーマンス、トークに関して長けていることがあります。

それに、個性的な声をしていれば、「この映画のこの役にはぜひ使いたい!」とディレクターが思うこともありますね。

たとえば、所ジョージさんは声優でも俳優でもないですが、ジブリ映画の「崖の上のポニョ」でメインキャスト(ポニョの父フジモト)に抜擢されています。演技力はあまり上手でないかもしれませんが、あの役にハマっていますよね♪


「未経験者では実際に声優オーディションに合格するのは難しい」ということは、謙虚に受け止めましょう。

そのうえで、「でも可能性はゼロじゃない!」という柔軟・前向きな思考を持っていることも大切です♪

狭き門だとしても、対策を練って突破を狙いましょう!



対策は大まかに分けて2つ。タイプによって異なる。

未経験者が声優オーディションで合格する対策・コツは、大きく分けて2つです。あなたがどんなタイプかによって有効な対策は変わってきますよ。


個性的な声やキャラクターに自信がある?見切り発車で挑戦OK!

「個性がとても個性的」「キャラクター(性格)がとても個性的」と自覚していて、かつその声優オーディションで求められているのがトガッた個性的な人であるなら、総合的な実力に自信がなくても挑戦してOK!

ディレクターサイドは、多少実力不足でもその役に合った大きな個性を求めている可能性があるので、未経験者でも採用することがあります。

「自分の声の個性に自信がある!」ということを胸を張ってどんどんアピールしましょう。また、声優として未経験でも行動力や明るさをアピールしましょう。


個性にも実力にも自信ナシ?奇抜なアピールを狙おう!

声にそんなに個性があるわけでもなく、声優としての技術も実績もない・・・。そんなあなたは、正攻法でぶつかっても勝ち目はないので、「奇抜なアピール」を狙いましょう!

たとえば、その声優オーディションのアニメ作品の大ファン(マニア)であることをアピールしてみたり、空手、茶道など声優には無関係そうな習い事の経験をアピールしてみたり。

「ポケモンの種類が全部言える」とか、「円周率が100桁言える」とか、なんでもよいです!

クラスのムードメーカー的存在なら、その陽気さをアピールすべし!


しょっちゅう「かわいい」と言われますか?ルックスに自信があるならバリバリにオシャレをして声優オーディションに挑むのも良いです。


また、ルックスの良さや音楽など一芸に秀でるものがあるなら、それを使ってYoutuberやインスタグラマーなどをまずやるのも良案。その土俵で大勢のフォロワーを獲得しましょう。

声優オーディションで、「Youtubeのフォロワーが10万人います!」とアピールすれば、かなり有利に働きます!企業側は、お金になる人材が欲しいからです。

「テレビゲーム実況番組」でも、なんでもよいですね。



ひょっとして、類似ジャンルの実力がある??

あなたは、声優としては「未経験」であっても、類似ジャンルにおいては実力・実績を持っていたりしますか?

たとえば、高校生時代からバンド活動でボーカルを務めてきたとか、ダンススクールに小学校時代から通っていて結構上達している、とか。

芸能に関して何らかの実力・実績を持っているなら、声優として未経験でも、声優オーディションに受かる可能性はあります!


特に、ボーカルやアナウンサー志望、演劇などやっていたなら、発声の技術が非常に高いハズ。それは自然と声優のお仕事にも活かされます。声がよいだけでなく、ステージの上で物おじしない度胸もあったりするでしょう。そういう人は非常に即戦力です!ある種のセンスがあり、声優として台本を読ませても結構よいパフォーマンスをして見せたりします。


その場合、「声優として未経験」と書いたり言ったりせず、「ボーカリストとしてバンドを引っ張ってきた経験があります!」と言い換えるとよいです。



発声技術以外の重要ポイントがあることを知ろう!

未経験者なのに声優オーディションに挑戦しようと考えているなら、「業界の実情」を理解し、それを上手く利用するとよいです。


声優業界では、声の演技力以外にも重要視される事柄がある!

声優業界というのは、声の演技力の高い人だけが選りすぐられているわけではないのです。演技力の高い人だけが各種のオーディションに通るわけではありません。

芸能界はどこも同じようなものですが、「人柄」なんかも大事です。陽気な社交性であったり、時間に遅れない真面目さであったり、長時間の収録に耐える忍耐力であったり・・・。

また、近年の声優は特に、声をあてる仕事だけでなくトーク番組に出たりアイドルっぽいステージを担ったりします。すると声優オーディションでは、「この子はトーク番組で通用するかな?」という点から審査されていたりもするのですね。アイドル性、社交性、行動力なんかも観察され、重要視されています。


ほとんどの志望者は、演技力に囚われすぎている・・・

声優業界では、アイドル性、社交性、行動力なんかも重要視されています。しかし、声優オーディションを受ける志望者のほとんどは、「演技力」にばかり囚われすぎているんですね・・・。他にも重要な要素がたくさんあることに、気づいていない人が多いんです。

すると、あなたが声の演技力がイマイチだとしても、アイドル性、社交性、行動力、ユーモアセンスなどに長けていてそれをしっかりアピールするなら・・・経験者を差し置いて、オーディションに合格する可能性があります!

これは、アイドル声優的な内容の声優オーディションではなおさら言えることです!


声の技術よりも習得しやすいかも?

こうした「アイドル性、社交性、行動力、トーク力」などは、人によっては「声の技術」よりも習得しやすいでしょう。すでにそれらをかなり持ち併せている人もいそうですね。

「声の技術を練習するのは面倒くさいけど、アイドル性ならちょっと磨けば渡り合えるかも!」と感じられるなら、あなたの個性を伸ばして勝負するのも良いです!


たとえば、中川翔子さんは声優ではないのですが、ポケモンの映画やドラゴンクエストのゲームなど、あちこちで声優として声がかかりますよね?そうして、+αの魅力を買われて声優のお仕事を重ねているうちに、声優としても実力がついていきます。

こういうふうにのし上がる道もあるわけですね!

音楽業界でも、俳優業界でも、このようなタレントさんは大勢います。



タレント性を磨こう!アピールしよう!

声優としての声の技術をプロ並みに磨くのは、一朝一夕にはいきません。何年もかかることですよね・・・。

であれば、まずは「タレント性」を磨いてみましょう。そしてそれを声優オーディションでアピールしましょう!


可愛くなる!

単刀直入に言いますよ?かわいくなりましょう!

オシャレやメイクの技術を磨く、ということです。かわいいガーリーな洋服を買ってきて、着こなせるようになりましょう。今の時代、プチプラで安く買えます♪

メイクを研究してみたり、スキンケアに励んでみたりして、かわいらしさをワンランクアップさせましょう!

ハッキリ言って、容姿の良さは声優を目指すうえで非常に有利です(笑)


笑顔力をアップ!いつでも笑顔、誰にでも笑顔☆

タレント性の1つとして重要なのが「笑顔」です。

ニコニコと愛想よくしている人は、「タレントっぽい」という印象を他者に与えます。華があるわけですね。

笑顔が苦手ですか?でもそれは生まれ持った体のせいってわけではありません!

笑顔というのは筋肉で作られているので、いつも笑顔でいるように心がけていると、どんどん笑顔が美しくなりますよ♪あひる口も、笑顔を続けていると手に入れることができます。

芸能界は社交性が重要なので、仲の良い友達だけでなく誰にでも笑顔を向けられるようになっておきましょう。

普段から、日常生活から心がけていく必要がありますね。


トーク力がとても大事!

声優は、台本を読む仕事だけでなく、バラエティー番組でフリートークを繰り広げたりすることも求められます。

おしゃべりな人にとってはなんてないことでも、シャイな人には結構大変なことですよね。しかしそうは言っていられないので、色んな人と愛想よくおしゃべり出来る技術を磨きましょう。

ボケに回る、ツッコミに回る、ということも出来たら理想的ですね!どちらか自分の得意なほうだけでもよいです。

また、欠点・コンプレックス・失敗を笑われたりしても傷つかないでいられるタフさも身に着けておきたいですね。


こうしたトーク力があるなら、声優オーディションに受からないとしても、自分でYoutuberとしてチャンネルを開設してもやっていけるかもしれませんよ♪


Tik Tokなどでパフォーマンス力を磨く!

ダンス力を磨くのは、声優技術を磨くのと同じくらい大変です。

そこまではいかなくてもよいので、Tik Tokなどでちょっとした振り付けや仕草の可愛らしい表現力を磨くとよいです。


奇抜なファッションをするのも手!

誰もが振り返る個性を出すために、奇抜なファッションをしてみるのも良いアイデアです!

一発屋のお笑い芸人みたいに、ハデな色のタキシードを着てみたり、着物を着てみたり、ドレスを着てみたり、古い時代のファッションをしてみたり、髪形を爆発させてみたり、ヘンなメガネをかけてみたり・・・アイデアは色々あるはずです。

また、シャイ・恥ずかしがりであることをネックに感じている人も、自分とはまったく違う奇抜な姿に変身することで、大胆になれることがありますね♪



目立つ写真を用意して、書類審査で勝ち抜こう!

各種のオーディションやプロモーションに向けて、プロフィール写真の用意に力を入れましょう!

ちょっと「盛る」くらいでちょうどいいと考えてください(笑)


写真のプロに撮ってもらうべし。

町の写真屋さんに行って、しっかり撮影してもらうとよいです。自分でスマホで撮るよりもずっと立派な写真になるハズ。画像データで渡してくれるので、何枚でも作れます。

3,000円程度で撮ってもらえるでしょう。


自分で撮るときは、何百枚もトライするつもりで!

自分で撮らなければならないときも、何百枚も撮るつもりで凝りましょう!

しっかりメイクをし、ヘアスタイリングをし、華やかな服を着ます。笑顔の練習をしたり、可愛く写る角度を研究したりして、ベストの写真を撮りましょう!

凝った写真を撮ることに恥ずかしさを感じる人も多いかもしれませんが、そこは大胆になってがんばって!

友達に協力してもらって、顔の向きを指示してもらったり服装やメイクのアドバイスをもらうのもよいですね。


ちょっと「盛る」くらいでOK!(笑)

写真とは本来、そのものの姿を正確に伝えるためにあります。

しかし、現代の特にエンタメ業界においては、写真とは「カッコイイものを見せる」というようなニュアンスが強くなっています(笑)

なので、プロフィール写真を撮るときは、ばっちりメイクをしたりウィッグをかぶったり、高い貸衣装を着たり・・・などと、普段のあなたよりも「盛る」感じでOKです。普段のあなたよりもずいぶん可愛くなってしまってもOKです(笑)

オーディションの審査員やディレクターは、あなたの実物と写真を見比べたとき、「偽ってるじゃないか!」と批判するよりも、「時代に即した表現センスがあるな」とポジティブに捉えてくれる人が多いはずです。

インスタグラマーでも、コッテリ可愛く撮っている人が人気を集めるでしょう?

風景写真でも、画像補正で超鮮やかに色付けしている人が人気を集めるでしょう?

そういう時代なのです(笑)


いきなり対面オーディションの場合も、写真は凝ったほうがよい。

書類審査がなくいきなり審査員と対面するオーディションであるとしても、写真は凝っておいたほうがよいです!

その写真を提出することで、「タレント性のある子だな」「業界のことをわかっている子だな」と評価してもらえそうです。



個性的な自己PRを考えておこう!

たとえば、「なぜ声優を目指しているのですか?」と審査員に尋ねられたとき、どう答えるか決めていますか?

雄弁な答えが出来るべきですし、あなたらしい答えが出来るべきです。



「行動力」と「社交性」が一番重要だったりする!?

声優に限らず芸能界は、実はその分野の実力よりも、「行動力」と「社交性」の高い人が抜擢され、活躍していく傾向です。あなたのクラスでも、ムードメーカー的な明るい人がみんなを引っ張っていくでしょう?行動力や社交性のある人に対して、「この人に任せてみよう」「この人を現場に呼びたい」と思いやすいのです。


声優になりたいなら、声の技術をおろそかにしてはダメ。

アイドル声優になりたいなら、歌やダンスの技術もおろそかにしてはダメ。

だけど、そうした実技力を100点に高めるよりも、「実技は75点でいいから行動的に社交的になろう!」と意識したほうが上手くいきます。

オドオドしててはダメなんです!!


シャイを克服するには?

「空気を読みましょう」「他人と協調しましょう」と育てられる日本人には、シャイな人が多いです。シャイを克服するには、努力が必要です。「基本はシャイ」という気質でよいので、臨機応変に大胆になれるように自己改造をしましょう!

たとえばこんなことをやってみては?


自分から人に話しかけるよう心掛ける。

教室で友達じゃない子に話しかけてみたり、町の中で知らない人に道を聞いてみたり、クラス替えのあとには自分から「友達になろうよ!」と微笑んでみたり。気になっている男の子に「LINE交換しようよ♪」と言ってみたり。

街中で外国人が道に迷っていたら、「何かお助けしましょうか?」と尋ねてみましょう!


変顔の自撮りをしてSNSにアップ!

思いっきり変顔をして、それを自撮りします。そしてそれをTwitterやInstagramに投稿!

「恥ずかしい姿を敢えて見せる」ことによって、恥ずかしがりを克服することが出来ますよ。

友達と一緒に変顔撮影でもいいけれど、ソロでやったほうがベター!


モノマネを用意しておく!

テレビのトーク番組で、タレントさんが急に「モノマネやってみて」などと振られているのを見たことがありませんか?モノマネって、やりなれていない人にはとても恥ずかしいことですよね!でも、とっさにやって自分を壊せるようになっておいたほうがよいです(笑)

必ずしも似てなくてもいいです(笑)似てなくても笑いが取れれば充分ですし、「こんなこともやるんだ!」とみんなに意外に思ってもらうことでプラスになります♪あなたが大胆になれれば、それだけで意味があります!


過去の失敗に基づく「すべらない話」を用意しておく!

とにかく、「恥ずかしい自分」を自らさらけ出す練習をし、それに慣れましょう。

トーク番組では、過去の意外なエピソードを話させられることも多いものです。それに備えて、あなたが過去に起こした失敗談に基づく「すべらない話」を用意しておきましょう。

「電車の中でプーっておならしちゃったんです!」といったことです。

「学校で先生をママって呼んじゃいました」ではちょっと弱いですね。


路上ライブをやってみる!

駅前に出ていって、いきなり路上ライブなどやってみると、とっても度胸がつきます!!

楽器が弾けないなら、スピーカーから音源を流して唄えばOK。マイクがなくてもいいです。歌が超上手でなくてもいいです。


コスプレ遊びをしてみる!

コスプレ姿を披露するのは恥ずかしいですよね。「楽しい♪」って思っている人も、恥ずかしい気持ちも半分あるでしょう?しかしそれに慣れておくべきです。

今の時代、ちょっとしたコスプレ衣装はAmazonで2,000円くらいで買えます。それを着て可愛くポーズを決めてSNSに投稿してみたり、ハロウィンパーティーに着てみたり。

コッテコテのアニメキャラやフリフリのメイド服など、ハデなものがベターです。

そのままコミックマーケット(コミケ)に参戦してみるのもよいですね。度胸がつきます!


「半分シャイ、半分ダイタン」でOK!

シャイな気質を完全に変えるのは、難しいことでしょう。シャイな面があってもよいです。

すごく大胆で物怖じの気配を見せないお笑い芸人やアイドルたちも、「実はシャイで」とか「楽屋では無口なんです」なんて言っていたりしますよね。そういう面があってもよいです。

必要な場面でパっと羞恥心を捨てて、「おっぱっぴ~♪」と言えればよいのです(笑)



アニメを観るだけでなく、ラジオやトーク番組なども観て研究しておこう!

声優に憧れる人の多くは、アニメを観たことがキッカケでしょうか。

それでよいのですが、もう少し視野を広げて、声優がパーソナリティを務めるラジオ番組を聞いてみたり、声優が出演するトーク番組なども観てみましょう。

近年はインターネットテレビやYoutube番組にもこうしたものが数多くあります。

声優がどのような仕事をしているのか、どのようなふるまいを求められているのか、よくわかるはずです。あなたが想像していたよりも多くのことを求められているかも?

あなたが声優になったときに、同じようにラジオ番組のパーソナリティをしたりトーク番組で笑いをとったりすることをイメージしてみましょう。


少なくとも、声優が裏方仕事ではないことは理解できましたよね?

すると、普段から服装にも気を付けたほうがよいかな、なんてこともわかってきます。アフレコの現場にもちょっとカワイイ服装をしていったほうが良いかもしれませんね。



やっぱり下積みが必要かも・・・。どうすればいいの?

未経験の状態から声優オーディションに挑戦しようと思っていたけれど、色々調べてみたら、「やっぱり下積みが必要かもな」と感じた人もいるでしょうか。そういう場合、どうしたらよいのでしょうか?


声優専門学校や声優養成所で学ぶのがセオリー。

声優について勉強したいと思ったときは、声優の専門学校や声優養成所に通うのが一般的です。

「声優専門学校」という名前ではなく、「〇〇アニメ学院」とか「〇〇メディア学院」といったアニメ・映像を総合的に扱う専門学校の中に声優学科を持つものが多いですね。

代々木アニメーション学院やアミューズメントメディア総合学院など有名です。

専門学校の学費は、年間100万円が相場、といったところ。

年間30万円くらいからありますが、安いところは週1日、週2日のレッスンしかないです。基本的に、レッスン時間の多さに比例して学費も上がります。


専門学校に似たもので、「声優養成所」もあります。

昔はもっぱら養成所が声優の育成機関でした。


「プロダクション」は練習を積んだ人が所属するもの。

声優プロダクション・声優事務所、というものもありますよね。

これらでも声優の実技レッスンを展開しているところは多いのですが、基本的には学ぶために門をたたく場所ではありません。

声優専門学校や養成所で実力を付けた人が、マネジメントをしてもらうために所属するのが声優プロダクション・声優事務所です。

今のあなたの段階では、まずはプロダクションではなく声優専門学校や声優養成所を探しましょう。


ただし、プロダクションから声がかかって、「レッスンを積みながら仕事もしましょう」などと言われた場合、そのプロダクションにお世話になることを検討してもよいですね。レッスンは有料で、年間ウン十万というお金がかかります。慎重になりましょう!しかし専門学校に行ってもお金がかかることは同じなので、プロダクションで学ぶほうが効率がよい場合もあります。

お金をとるばかりで仕事あっせん能力の低い詐欺のようなプロダクションもあるので、ご注意を!


声優専門学校・声優養成所は社会人でも入れる?

入れます。

声優専門学校の多くは、高卒年齢の人だけでなく社会人にも広く門戸を開いていますね。ただし、「30歳まで」などとある程度年齢制限を設けている学校もあります。

声優養成所も同じで、別に高卒年齢の人の進路に限定する場所ではありません。そして高校生からも入所を受け入れている養成所もあります。

社会人のために、夜間に通うコースや週1~2回レッスンのコースが用意されています。


声優専門学校と声優養成所はどちらがいい?

一般的に、専門学校のほうが敷居が低いです。まったくの初心者でも受け入れてくれます。

養成所は入所審査など設けているところもあり、まったくの初心者だと入ることが出来なかったり、入ってもハードすぎて周りについていけなかったり・・・ということになりがちです。

基本的には、「まったくの初心者なら声優専門学校がベター」と考えましょう。

ある程度やれる自信があるなら、声優養成所の入所審査に挑戦してみるとよいです。そして、どれくらいの気合いが要るか、など稽古現場を見せてもらいながら確認しましょう。

専門学校は誰でも入れるぶん、あまりやる気のない生徒も少なくないようで・・・。そうした子たちに流されると、声優への道は遠ざかってしまいます!!



ある程度オーディションに受かる自信があるなら、Youtuberとして活躍できちゃうかも!?

「私はタレント性があるから、声優としては未経験だけどオーディションを受けたらそこそこ良いセン行きそうな気がする!」と感じているなら、もう1つタレントになる道があります。

ある程度自信があるなら、Youtuberとして発信活動をしても、それなりにファン(フォロワー)を集めて成功できそうです!


声優志望者には、よくよく考えてみると「声優として作品に声をあてたい」というよりも、個性的な声を使ってトークを楽しんだり、可愛い衣装を着てアイドルみたいなことをしたい、というビジョンの人が多いです。

それなら、Youtuberとして自分で好きなように番組内容を企画してマイペースに発信するほうが、向いているかもしれませんね。学費に何百万円も掛ける必要もありません。えっちなアニメの仕事などもやらされなくて済みます。戦闘アニメで苦しい場面ばかり声を当てるのもしんどいですよね・・・。

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