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12 男性恐怖症は克服できるよ 『トモコのセキララ恋愛講座』

12 男性恐怖症は克服できるよ

次に訪れたのは、

チアキちゃんの友達だったわ。チアキちゃんによく似たコなのよ。

同じように「キャハ」って笑って、ちょこまか走り回ってて。

ハムスターみたいでカワイイのよぉー。

でも、そんなコが意外な過去持ってたり、すんのよねぇ。


「トモコさん。

 アリサね、実は、オトコの人が怖いんです。」

「ほぉ!メンズとも仲良くやってそうだけどぉ。」

「はい。表面的には笑顔で振る舞えるんですけど、

 でも、ボディタッチとかされると、急にこわばっちゃったりしちゃう。」

「ははーん。

 察しはついたけど、アリサ、自分の口から打ち明ける?」

「え?あ、うん。

 アリサ、レイプされちゃったことあるんです。8歳の頃かな。」

「あらぁー、辛かったわねぇ。誰にも話せなかったでしょうし。

 男性恐怖症のコは、レイプ経験者が多いのよねぇ。」

サバサバな私にしては珍しく、アリサを抱き寄せ、しばらく髪をなでてやったわ。

「そうなのぉー。アリサ、誰にも話せなかったんだよぉー。」

アリサは、私の胸で泣きはじめた。

「確かに、あんまりおおっぴらに話すコトじゃないわねぇ。

 でも、チアキちゃん辺りには話してみたら?

 あのコ、ちゃらんぽらんに見えるけど、シリアスなことなら空気読んで、

 親身になってくれると思うわぁ。セックスに詳しいでしょうし。

 気軽に話せる理解者がそばに居るだけで、ストレス軽くなるわよぉ。

 グループで遊んだりするときにも、あのコが何かと配慮してくれるでしょうし。」



「うん。チアキにも話してみます。

 それでね?」

「なぁに?まだあるの?」

「えぇっと。

 男性が怖いには怖いんだけど、でも…でも…」

「セックスは、してみたい。とな?」

「うん。そそそ、そうですぅ。」

「そうよねぇ。今のコたちなんて特に、性情報がたくさん入ってくるから、

 興味ばっかり膨らんじゃうわよねぇ。」

「トラウマあると、セックス難しいのかなぁ?」

「そんなことないわよー!

 ちょっと頭使えば、問題ないと思うけど♪

 そうねぇ。

 あなた、男性に触れられると怖いんでしょうけど、

 だからこそ敢えて、自分から触れるようにしてみたら?」


「自分から?アリサから?」

「そうよぉ?っていうことは、つまり、

 触れる相手も、あなたが決めるのよ。

 世の中のメンズがみーんなオオカミってワケじゃないの。

 中には、ぜんぜん怖くないメンズも、居るのよ。

 そういう、コアラみたいなメンズを見極めて、

 それでアプローチしてみたら?」

「アプローチ?」

「そうよぉ。セックスするには、段階があるでしょ?

 お付き合いするところから始めたほうが良いだろから、

 まずは、アプローチからよねぇ。

 『付き合ってくださーい』って打ち明けるところから、始めんのよ。」


「えー!恥ずかしいよぉ!!」

「そりゃ恥ずかしいかもしれんけどぉ。

 だからって、恋愛に受け身なままで居たなら、

 レイプまがいなオオカミしか、寄ってこないのよぉ。

 善良なコアラたちは、自分から告白したりはしないの。大抵ね。」

「うぅ…。」

「それと、忘れちゃならないことがあるわね。

 告白する前に、必ず、その彼にだけは打ち明けるのよ。」

「レイプのこと?」

「そうよぉ?レイプのこと。

 『レイプされたことあるの』

 『痛かったし怖かったの』

 『男性が怖いの』

 『セックスも怖いの』

 『触れるだけでも、怖いの』

 それくらいのことは、打ち明けておいたほうがイイわ。」

「ドン引きされない!?」

「されないわよぉ。コアラみたいに優しいメンズなら、

 ドン引きなんてしないし、軽蔑もしないわよぉ。

 それに、アリサにうかつに触らないでしょうし、無理やり押し倒したりもしなくなるわ。」


「そうかなぁ。」

「その代わり!

 告白だけじゃなくて全てのプロセスを、アリサが主導権握るのよ?」

 彼は、あなたを傷つけるのを恐れて、

 セクシャルなことは何もできなくなっちゃうでしょうから。

 手を握ることさえ、自粛しようとするはずよ。

 だから、

 デートする日も、アリサが決める。

 デートする場所も、アリサが決める。

 手つなぐタイミングも、アリサが決める。

 キスするタイミングも、アリサが決める。

 お酒は…飲まないようにしな。コアラでも、酔ったら豹変することあるから。

 そして当然、

 セックスするタイミングも、アリサが決める。」

「『エッチしよう』って言うの?アリサが??」

「そこまでハッキリ言えたら理想ではあるけど、まぁ難しいでしょうから、

 ちょっと激しめにキスでもしたらイイわよ。

 そしたら相手が察してくれるでしょうから。」

「うーん。」

「セックスのときも、アリサが主導権握るようにするのよ?」

「アリサが?セックスなんてよくワカンナイのに!?」

「そうよぉ!セックスを知らないって言ったって、

 アソコにアソコを挿れるんだってことくらいは、知ってんでしょ?」

「それくらいは、知ってるけど…」

「その、『挿れるとき』が肝心なのよ。

 相手任せにしないほうがイイわ。

 メンズたちは、女性をあおむけに寝かせて覆いかぶさりたがるけど、

 その体位は、最初は避けたほうがイイと思うわ。

 身動きとれないし、レイプされてるみたいだし。

 だから、彼にあおむけに寝転がってもらうのよ。

 そんであなたが、彼の上にまたがるの。騎乗位ってヤツね。

 それで、自分でおちんちんを掴んで、自分でアソコにねじこむのよ。

 そうすれば、痛くないわ。

 それに、

 あなたが上にまたがってれば、もし万が一痛かったり乱暴されたりしても、

 すぐにパっと逃げられるでしょ?だから、安全だと思うわ。」

「へぇ。」


「あぁ、そうそう!

 最初のセックスでは、アロマオイルか何か用意しておくとイイわよ。

 なんでもイイけど、体に害のない、ヌルヌルの液体ね。

 それで、あなたのアソコと彼のアソコを、じゅうぶんに濡らしておくの。

 またがってからでもイイし、またがる前でもイイわ。

 アソコがじゅうぶんに濡れてれば、おちんちんが入ってきても、痛くないハズよ。

 『気持ちイイ』って感じられると思うわ。」

「そうなの?」

「そうなのよ。

 『セックスは痛い!』って言ってるコたちは、

 ロクに濡れる前におちんちん挿れちゃうから、そうなっちゃってんのよ。

 たいていは、キスとか愛撫とかしてれば濡れてくるんだけど、

 人によっては濡れにくい子も、いるのよねぇ。

 だから、アロマオイルみたいのを上手く使うとイイのよ。 」

「そうなんだー。なんかチョっと、希望でてきたカモ。」


「そうよぉ?アタマ使えばイイのよ♪

 それで、彼にまたがって挿入したなら、

 『腰振り』も、アリサがやるのよ?」

「アリサが?そんなのってハズくない!?」

「ハズくないわよぉー。みんなやってるからダイジョウブ。

 アリサ側が腰振れば、アリサが刺激の強さを調整できるのよ。

 痛くない程度の刺激を、痛くない範囲で、続ければイイわ。」

「ふぅーん。アリサ、恋愛してみるー!」


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