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19 バトンタッチ! 『世界一大きなおもちゃばこ』

19 バトンタッチ!

次の電車に乗って、次の駅に下りたよ。

長ーーーーいエスカレーターみたいな歩道に乗って、改札口を出たら、

ものすごーーーーーい、広いの!!


「さぁ、空港に着いたよ♪

 キミは、空港は、初めてかな?」

「うんうん!初めてだよ!!」

って伝えたくて、首をブンブン、たてにふったよ。

「…えーっと、今、8時40分かぁ…

 キミ、間に合うかなぁ?

 ふつうは、国内線だったら、

 1時間前にはチェックインしなきゃ、いけないんだよなぁ…

 メモの中に、『空港でおかしを買う』っていうのがあったけど、

 これ、パスしちゃってもだいじょうぶ?おなか、空いてるだろうけど…。」

るな、どうすればイイか、よくわかんなかった。

「うーん?」って首をかしげて、お兄ちゃんの顔を、見上げてた。

「よし、こうしよう!

 とりえず、チェックインを最優先にして、

 もし、時間があったら、ロビーの売店で、買えばいいよ♪」

「うんうん♪」

るなは、首をブンブン、たてにふったよ。

…イミはよくわかんなかったけど、

『時間があったら、買おうね』っていうのは、わかった♪

「…ロビーまで、着いてってあげたいんだけどさぁ、

 そうすると、お兄ちゃんが、ひこうき乗れなくなっちゃうんだよなぁ…。

 空港のお姉さんに、キミを託して、

 まかせちゃっても、だいじょうぶかな?」

「うんうん♪」

誰か、助けてくれる人がいるなら、

なんとかなるだろうって、安心できたんだぁ♪


お兄ちゃんは、

ATMみたいなきかいのそばにいる、紺色のお姉さんに声をかけて、

るなのメモを、ぜんぶ、お姉さんにわたしてくれた。

お姉さんは、

るなの状況を、わかってくれたみたい♪


お兄ちゃんとお姉さんは、

おたがいに深々とおじぎをして、

るなは、今度は、お姉さんに手をつないでもらった♪


お兄ちゃんは、笑顔で、

「バイバイ♪がんばってねー!!」

って、大きく手をふってくれたんだぁ♪


…そういえば、

るなのことを助けてくれた人は、

みーーんな、優しい笑顔の人だったよ?


『世界一大きなおもちゃばこ』

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