top of page

25 束の間の休息

25 束の間の休息


「B」のドアを越えた後は、しばらくラクなモンだった♪

ベルトコンベアー状の長い廊下を、延々と歩いた。


…道の途中には、なぜか、トイレが幾つもあった。

一体、そんなに需要があるものなんだろうか?

「ベルコンベアーに乗ると尿意を催す」

などといった統計結果でも、出ているんだろうか?

空港は、フシギな場所だなぁと思った…。



3分も歩くと、

「41番搭乗口」とやらを、発見した。

ベンチのたくさんある、待ち合い所だった。

売店があって、また、トイレがあった。

100人以上もの旅行者たちが、静かに待機していて、

大きな液晶テレビのサッカー中継のアナウンサーだけが、

空気を読まずに、大声で絶叫していた。


私は、自分のチケットを、改めて確認した。

出発は、9:50と書いてある。

今、9時30分の手前だった。

「おお、まだ20分以上もある!」

私は、今のうちに、お手洗いに行っておくことにした。

「大きいほう」が、したかった。



『星砂の招待状 -True Love-』

最新記事

すべて表示

エピソード158『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』

エピソード158 ドラゴンの姿のキキは世界樹の残骸の上にふわりと降り立った。 3人と馬をそっと地面に降ろす。 そしてすぐに10歳の少女の姿に戻った。 キ「ふぅ!みんなお疲れさん♪」 な「キキちゃぁーーーん!怖かったよぉぉ!!」 ななはキキに飛びついた。 キ「よしよし。よくやったねぇ」キキはななを優しく抱きしめ労った。 ゆ「キキちゃん強すぎ!」ゆなもキキを抱きしめる。 キ「へっへーん♪ だから言った

エピソード157『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』

エピソード157 キキはジロっとエビルプリーストを睨みつけた。 キ「最後はみんなで戦いたいの。協力してくれる?」 3人は力強くうなずく。 キキの背後には、さっきの天使たちが光の粒の姿となってキラキラと輝いた。 キキは両手を構えて魔力を集中させる。 キ「山よ、海よ、花よ、宇宙の無数の精霊たち。そして新たな天使の友人たち。 精霊ルビスの御名の元、今こそ我に力を与(くみ)し賜え。 ただただ不届きものを滅

Comments


bottom of page