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28 強い信念、岩をも通す

28 強い信念、岩をも通す

「おじさん!

 僕、やっぱり、行こうと思います!!

 陸路で、行こうと思います!!」

「しかし…」

「はい!解ってます♪

 もし、何か問題が起こっても、ぜーんぶ、自己責任です♪

 おじさんや領事館のせいには、しません!」

「そこまで言い切るなら、止めはしないけど…」


「そしたら、

 国境を越えるには、どう行ったらいいんですか?

 どこか、バスが出てたり、しますか??」

「うーん!申し訳ナイ。

 詳しい行き方までは、私も把握していないし、

 この領事館にも、資料はナイんですよ!

 うーん、どうしようかな…

 ホントは、私の立場で、一般企業の名を出すのはマズいのだけど…」


彼は、ためらいながらも、

僕の意思の堅さに根負けして、「タブー」を犯してくれた。

 今度は、この近辺の地図を取り出すと、僕に、のぞき込むよう促した。

「ココ、今、私達が居るところね?

 真っ直ぐ歩いていくと、大きな通りに出るんですよ。

 で、更に少し行くと、『安宿街』があります。…『安宿通り』と言ったほうが、良いかなぁ。

 この通りに、

 『シ○カフェ』とか、『キ○カフェ』とかっていう名前の、旅行代理店があるんですよ。

 そこまで行って、スタッフに尋ねれば、

 もっと詳しく、行き方を教えてくれるでしょうし、

 バス・チケットなんかも、カンタンに買えるでしょう!」

「…!!

 ありがとう!おじさん!!!」



『永遠の楽園』

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