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36 旅を楽しくする方法…

36 旅を楽しくする方法…

 翌朝、

僕は、6時頃に飛び起きた!

なにしろ、国境を渡るバスは、

7時には、あのツアー会社の前にやってくるからさ!


 この宿では、

朝食も提供してもらえることになってたワケだけど、

昨夜の夕食があんまりにも口に合わなかったから、食べないことにしたよ。

同じように食事を残してしまうことを懸念して、さ。

 昨日の昼間に長居したカフェが、朝っぱらから開いていたから、

昨日と同じ席に座って、朝食を摂った。



 すると、

「刺客」は、またも、現れた!!

 

今度は、ヤマンバみたいな婆さんだった!!

 年の頃は、80にもなるんじゃないだろか…

 ぼさぼさの長髪は、ミゴトな銀髪だった。

 恐らく、彼女もまた、ホームレスだろうさ。

 高齢の女性だって、

ホームレスとして、たくましく生きてるんだよ♪


 彼女が旅行者に売りつけているのは、

様々な「新聞」だった!!


 ヤマンバは、僕の黒髪を見て、

「ハポネス?ハポネス?」と、嬉しそうに、尋ねた。

 ハポネスというのは、ジャパニーズ…日本人のイミさ♪


 ヤマンバは、

僕が日本人だと解っても尚、

自慢げに、ベトナム語の新聞を、差し出してきた!!

「婆ちゃん!

 僕、ベトナム語なんて、ワカンナイよ!!(笑)」

 と、ツッコんでやった。日本語で。


 ヤマンバは、日本語を知るワケもナイのだけれど、

僕が何を言い返したのか、ニュアンスで察していた(笑)

 そして、今度は、

「コレならどうだ?」

 と、英字新聞を差し出してきた!!

「婆ちゃん!英語も、ほとんどワカンナイよ!!」

 僕は、続けてツッコんだ(笑)日本語で。


 ヤマンバは、

歯のほとんどナイ顔をクシャクシャにして、「そうかそうか!」と頷くと、

満足して、どこかに消えてしまった。


 …きっと、

次の遊び相手を、探しに行ったんだろうなぁ(笑)



 …キミだったらこういう時、どんな対応をする?


 あからさまにブスっとして、目も合わさず、

ハエでも追い払うかのような、うっとおしい仕草をする?

 それとも、

僕みたいに、「漫才ごっこ」をして楽しむ??


 クドいようだけどさぁ、

旅を、「楽しいモノ」にするかどうかは、

キミの、一瞬一瞬の状況判断「だけ」が、カギを握ってるんだよ♪


 こういう時に、

ノリよく漫才ごっこを楽しめるヒトは、

普段の生活の中でも、

わざわざ、笑いのために、

高いお金を出してお笑いのライブを観に行ったり、

DVDを借りて来たりする必要は、なくなるのさ(笑)


生活に笑いを生み出すのは、他でもなく、「自分自身」なんだよ!

他人に笑いを依存しているうちは、

いつまでもお金が掛かり続けるし、人生が、満たされないまんまだろなぁ…。



『永遠の楽園』

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