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えぴそーど23 『魔王が女の子ってマジなの!?(仮) -もの言わぬ革命者-』

えぴそーど23


旅人気質だと言われると、自分は勇者のように結構強くなれるのではないかという気がしてきた。そして戦う気持ちもはやる。

ヒ「さぁ魔物よ、挑んできなさい!」

すると、ベロニャーゴがあらわれた!

ヒ「きゃぁかわいいー(・∀・)

 倒すなんて、なんだかかわいそうだ!」

カンナは杖で殴りかかった!

ベロニャーゴはすばやく身をかわした!

ベロニャーゴのこうげき!

ベロニャーゴはのんきに顔を洗っている!

ヒ「きゃぁかわいいー(・∀・)

 あなたアタシたちの仲間になる?ものを盗まないならペットにしてあげるわ!」

ヒナタは抱きしめようと駆け寄っていった。

「《ヒャド》!」ベロニャーゴAは氷の刃をヒナタにぶつけてきた!

ヒ「ぎょわー!

 貴様ぁ!情けをかけたら調子にのりやがってぇぇ(ꐦ°᷄д°᷅)」

ベシベシベシ!!

カ「アホねぇ。魔物はしょせん魔物よ。

 稀に人間になつく魔物もいるようだけどね。ほとんどの魔物は、可愛くても魔物なのよ。

 凶暴だし、人を襲ってくるわ。

 可愛く見えてもそれがヒッカケだったりするし」

ヒ「まるで人間の女と同じ( ゚Д゚)」

カ「弱そうに見えても、すごい強かったりするし」


ヒ「ものごとは、心の目で見なければいけないのじゃっ!!

 ・・・ってよくアニメの中の仙人が言っておる」


カ「1日5時間もアニメ見てるのにゼンゼン学んでないじゃないのよ(´_ゝ`)」



やがて一行は、ヨロハマの港に到着した。

港にはたくさんの船が並び、そして窓口にはたくさんの列がある。

ヒ「ちょっとカンナ、チケット買ってきてよ!」

カ「えぇ?あなた勇者代理なんだから、自分でやりなさいよ」

ヒ「だってぇ、うう(;'∀')」

カ「窓口くらいで動揺するタマじゃないでしょう?」

ヒナタは意を決した!

ヒ「は、は、はろー!

 4ぱーそん バット 1ちゃいるどれん ぷりーずプリーズ!」

窓「はぁ?」

カ「ここはまだヒボンよ!!」

ヒ「なんだぁ英語じゃなくていいのかぁ(^▽^;)」

カ「そもそもラノベの世界に外国語とかないのよ!」

ミ「それは言ったらマズくない(≧∇≦)」

カ「ラノベじゃみんな毎日同じ服を着なきゃいけないルールなの!」

ミ「も、もういいから(^▽^;)」


気を取り直して・・・

ヒ「ニュヨーク行きのチケットください!」

男「そんなのないよ。他にしてくんな」

ヒ「えぇ!どういうこと!?」

男「そりゃそうだよ。

 魔王の侵略があってから、ニュヨークはもちろんのことロシャンデリアも、メアリー合衆国行きの船はすべて欠航さ。危ないからな」

ヒ「てってれー!!勇者ヒナタの旅は完結した!

 王様に言ってこよ!船ないって(・∀・)」ヒナタは踵(きびす)をかえした!

カ「それをどうにかするのが勇者の役目でしょっ!」カンナはヒナタの首根っこを掴んだ!

ヒ「えぇー!じゃぁどうやってニュヨークに行けばいいの?」

男「西からぐるーっと世界を周ればいいんじゃねぇか?

 まずは東南マジマに船で行けよ。ははは」

ヒ「えぇ!?Σ( ̄□ ̄|||)」

カ「でも、ホントにそれしかないかも・・・」

ミ「いいじゃない♪楽しい旅が長く続くわ。

 東南マジマね。まずはホイヤンあたりに行ったらいいんじゃない?私そこなら行ったことがあるわ」

カ「私たち他に情報ないものね。

 ミーさんの言うとおりにするのがいいんじゃない?」

ヒ「じゃぁ、ホイヤン行きの乗船券をください!」

男「あいよ。ホイヤン行きの出発は3時間後だぜ」

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