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えぴそーど114 『魔王が女の子ってマジなの!?(仮) -もの言わぬ革命者-』

  • 執筆者の写真: ・
  • 2024年12月24日
  • 読了時間: 5分

えぴそーど114


ヘルバトラーの隊長は指揮を執った!

ヘ「よくわからんが。

 蹴散らすぞ!!!」

魔物の軍勢があらわれた!!

ヘ「おいガーゴイル、相手をしてやれ!」

ガ「はっ!」

ガーゴイルは数体がかりで、剣を振りかざして空から襲いかかってきた!

龍「むう。ガーゴイルじゃつまらんのう」

皆が老師に注目しているその隙!

カンナは先頭のヘルバトラーに《ヒャダルコ》を喰らわした!

ピシャー!

ヘ「冷てぇな。貴様らみんな、立てつくってわけか。

 しょうがねぇな。5分だけ遊んでやる」

ヘルバトラーはますます怖い形相をした!


老師は向かってくるガーゴイルの数匹を、回し蹴りで一蹴した!

しかしまだまだガーゴイルが襲いかかってくる!

龍「秘技・・・努力!!

 とぁあーー!!」

老師は敵の軍勢を勇ましく蹴散らしはじめた!

龍「あたたたたたぁーーー!!」

老師はガーゴイルたちに凄まじい拳の連打をお見舞いした!!

龍「アタタタタタタタタァーーーー!!!」

ヒ「すごい、マシンガンのような連打がまだ続いてる!!Σ(゚□゚︎`)」

ミ「いや、殴った拳を痛がってるだけみたいよ(^▽^;)」

老師は両手のしびれを痛がっている!

ヒ「だ、大丈夫なのだろうか(;・∀・)」

龍「拳にチカラを入れるのを忘れとった!」

ミ「普段は常に脱力して生きているということ・・・!?」

龍「あたたたたたぁーーー!!」

老師はさらにガーゴイルたちに凄まじい拳の連打をお見舞いした!!一人で何十体もの魔物をなぎ倒していく!

ヒ「本気を出せばスゴイのかも!?(*'▽')」

龍「わし、延長戦でも戦い続けられるように死ぬほどスタミナ鍛えてあるからなぁ♪」



カンナはヘルバトラーと対峙している。

カ「やばっ!

 つい張り切って威嚇しちゃったけどコイツとタイマンはムリ」

ヘ「くっくっく。威勢のいい女と遊ぶのは悪くねぇぜ」

ヘルバトラーはカンナに向かって拳を構える。

龍「位置について、よーい・・・」

老師は向かってくるガーゴイルの軍勢に対して、クラウチングスタートの構えをとった!

ヘ「ぐふふふ。女よ。威勢を悔いて派手に散・・・

 ぐはぁぁぁぁ!!!」

カンナと対峙していたヘルバトラーが急に吹っ飛ばされた!

老師はクラウチングスタートの体勢から、なんと真横に跳びかかったのだ!そして隙だらけのヘルバトラーに重たい一撃を喰らわせた!

龍「秘技・・・根性!!」

ミ「な、なんていう素早さと跳躍力・・・!」

ヒ「強いっぽい、あの爺さん!Σ(゚□゚︎`)」

龍「ボールがコートの外に逸れても、あきらめてはイカンのじゃよ。

 わしが何度、仲間のミスをカバーしてきたと思う?」

セ「すごい(*◕ᗜ◕*)」



龍「カンナちゃん。交代するぞ。おぬしたちはガーゴイルやらを殲滅してくれ」

老師はヘルバトラーの軍勢の前に立ちはだかった!

しかし、他の手下たちがその邪魔をする!

中級クラスの魔物たちが老師に襲い掛かってくる。

しかし老師は寸前で素早く身をかわす!すると魔物は、勢い余って味方に攻撃したりぶつかったりしてしまうのだった!

龍「かっかっか!アホじゃなぁ。そのコントなかなかオモロいぞ」

ヒ「褒められてる!いいなぁ(・∀・)」

ミ「そこ妬むとこじゃないから(^▽^;)」

龍「ムードメーカーを務めよ。率先して、な!

 声を出せ。無意味なほどに!!」


魔物たちは懲りずに老師に襲いかかってくる!

カ「それにしても魔物って、なんでこんなに忠誠を尽くすのかしら」

ヘ「ものどもぉぉーーーー!

 金星を挙げたヤツには魔王様の水着プロマイドを10枚くれてやる!」

魔「うぉぉーーーーー!!!」

ミ「し、下心(^▽^;)」

ヒナタやミサトも応戦する!

セナはかわいく微笑んだ!

「(*◕ᗜ◕*)」魔物はぼーっと見とれている!



龍「一番強いヘルバトラーはどいつだぁーーー!」

老師はまた大声をあげた。

ヘ「オレだが?」

龍「どこに隠れておったんじゃ?

 まさか総大将がヨボヨボ爺さんとの対決を怖がっておるわけもあるまい?」

ヘ「くっくっく。そんなはずはなかろう」

龍「ワシのフルパワーに耐えられるかな?

 爺さんに負けたら恥じゃなぁ。

 水着プロマイドも没収されてしまうぞい」

ア「のぞむところだ!

 どこでも殴ってみやがれ!」

龍「ちょえーーーーー!!

 秘技・・・根性!!!」

老師は勢いよく飛び掛かり、ヘルバトラーののど元をめがけて拳を喰らわした!

ア「ぐはぁぁぁ!!」

龍「アホじゃのう」

魔「なにぃ!大将がぁ!」



ガーゴイルたちがヒナタを囲んでいる。

ヒ「あわわわわわ!」

ガ「貴様ら、何者だ?」

ヒ「ダンジョンの宝箱は全部取らないと先に進みたくない、カンナちゃん18歳です♡」

カ「私の名前を出すんじゃないっ!!」

ガ「魔王様の配下をあちこちで殲滅しているのは、まさか貴様らか!?」

ヒ「ギクっ!

 にんじゃりばんばんは雲隠れのじゅつ!!」

ヒナタは唯一自慢の逃げ足の速さでガーゴイルの群れからすり抜けた!

ヒ「《メラミ》!」

ヒ「《メラミ》!」

ヒ「《メラミ》!」

ヒナタは戦場を駆けずり周りながら、魔物の隙を見て次から次へと《メラミ》を撃ちこんでいく!


ミサトはクールに怒り、構えている!

ミ「奥の手!ウルミ!」

ジャキーン!

なんとミサトは、自らのベルトをシュルシュルと抜き取った!

薄くしなやかな鉄製のムチが束ねられた、奇妙な武器だ!

ミ「しゃぁーー!!」

ミサトは勢いよくウルミを振るった!

殺傷能力は高い!まるで《バギマ》を放っているかのようだ!

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