えぴそーど115 『魔王が女の子ってマジなの!?(仮) -もの言わぬ革命者-』
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- 2024年12月24日
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えぴそーど115
ヒ「ぎゃぁーー!」ヒナタが向こうで叫んでいる!
龍「むむ?」老師はそっちを見やる
なんと、ヒナタは一匹の魔物に羽交いじめにされ、もう一匹の魔物に襲われそうになっている!
龍「キンタマを思いきり蹴っ飛ばせ!」老師は遠くからアドバイスを投げかけた!
ヒ「よぉし、とりゃぁーー!!」
ヒナタは目の前の敵に思いきり金的を喰らわした!
魔「ぐはぁーーー!!」魔物の持っていた武器が正面の魔物に振り下ろされる!
魔「ぐぁーーー!」仲間討ちを誘った!
ヘ「あのジジイをやっつけるぞ!」
なんと、傍観していたヘルバトラーが10体まとめて、老師に襲い掛かってきた!
ヘ「うぉりゃぁーーーーー!!!」
ミ「はっ!さすがに10体はまずいのでは!?Σ( ̄□ ̄|||)」
ヒ「ようし、この手だ!
これこれ執事よ。私に紅茶を淹れなさい(´_ゝ`)
おやつはマカロンじゃなくてケーキにするのよ」
しかし誰も命令を聞かなかった!!
ヘ「うぉりゃぁーーーーー!!!」
ヘルバトラーの群れは老師に一直線に突進している!
ヒ「執事じゃねぇーーーー( ノД`)」
老師は幹部の軍勢を見て少し怯んだ!
龍「待て!ワシを攻撃したらもったいないぞ!」
ヘ「なに!?」
龍「ほれ見て見ろ!昨日発売したばっかのセクシーグラビアじゃ!」
老師はセクシー雑誌のポスターを魔物たちに見せつけた!」
ア「おぉぉぉ!!」魔物たちは見とれている!
龍「ほれ、10分だけ貸してやるぞ。
秘技!義理人情じゃ」
老師は地面にセクシー雑誌を放り投げた!
ヘルバトラーたちは地面に群がってきた!
龍「ふぉぉぉぉぉ・・・!」老師は闘気を溜めている!
龍「気炎斬!!」炎の円盤がアークデーモンの群れを切り裂いていく!
ヒ「パクりじゃんそれっ!」
龍「よく見てみぃ!『えん』の字が違うじゃろが」
?「ほーーーっほっほっほ!やはり魔物って使えないわねぇ」
どこからともなく女の声が聞こえる!
なんと、怪人のような、SMの女王様のような魔物が現れた!

魔「ジュリアンテ様!とどめをお願いします!」
カ「ジュリアンテ!?」
ジ「ほーっほっほ!妖魔ジュリアンテ。
魔王ユイ・ハツネの姉じゃ」
ヒ「魔王の姉ちゃん!?Σ(゚□゚︎`)」
カ「ヘルバトラーより強い奴までいたってこと!?」
ジ「妹の遊びに付き合っておるのじゃ。それだけのことよ」
龍「遊びじゃと?もっと真面目に生きなされ!」
カ「アンタが言えたことか!」
ジ「少しは骨のある爺さんのようだな」
ジュリアンテは老師の眼前まで来て、見下ろしながら睨みつけた。
カ「オ、オーラが爺さんよりもデカいわ・・・!」
ごくり。カンナは青ざめ息を飲んだ。
龍「おぬし・・・
鼻 毛 が 出 て お る ぞ」
ジ「かぁぁぁぁぁ!!」
ジュリアンテは恥ずかしがって動揺している!
龍「隙あり!とーぅ!」
老師はわずかな隙をついてジュリアンテののど元を蹴り上げた!
ジ「がは!」しかし致命傷には至らない!
ジ「この死にぞこないが!」
ジュリアンテはすさまじいビンタで老師を張り倒した!
龍「ぐはぁ!」老師はたまらず倒れ込んだ!
ヒ「龍ちゃん!!」
ぴしゃー!ジュリアンテはムチで老師を打ち付ける!
老師はうつぶせにうずくまり身を守った!
ジ「私にかかればこの程度のもの」
ジュリアンテは老師の背中にトドメを刺そうと、拳を振り上げた!!
カ「危ない!!!」
しかし!
ぶふぉーーーーーーー!!!!!
なんと、老師のお尻からすさまじい炎の魔法が飛び出した!!!!
ジ「ぐはぁぁぁぁぁ!!!」
ジュリアンテは667のダメージ!
ジュリアンテは精神的に4580のダメージ!
龍「必殺技・・・根性!!!」
カ「お、お尻から《メラゾーマ》を放つなんて・・・!!!」
(※実は《メラガイアー》)
ヒ「すごぉぉぉーーーー!!!(@ ̄□ ̄@;)!!」
ミ「い、いろんな意味で(^▽^;)」
龍「そろそろ終わりにするかぁ( ̄▽ ̄)
《イオグランデ》!!!!!」
ちゅどーーーーーーーーーーーーん!!!!
魔物の群れをやっつけた!!
4人「ぽかーーーーん( ゚д゚)」
カ「最初から《イオグランデ》撃ってよ!!!」
龍「だから言ったじゃろう?
勝つことはカンタンなのじゃよ。
そんなことのために戦って、何にもおもしろいことはない。
仲間を鍛えることと、そして人生をエンジョイするために戦うだけじゃ」
ミ「さ、悟ってるのね。たぶん」
ヒ「むむぅ、強い!コイツは手ごわいぞ!(゚Д゚;)」
カ「なんで対決する前提なのよ」
龍「わし、どうしてこんなに強くなったとおもう?」
ヒ「うん?(・∀・)」
龍「根性じゃよ(^_-)-☆
わし、1日も練習を休まんかった。休みの日も練習した。
後輩のために朝5時に来て、体育館のカギを開けてやった。
そして、すべての試合で最後まで出続けた。
スタミナとガッツを見せつけ続けたからじゃ。じゃから監督はわしを試合終了まで使い続けた。
そうしてわしは場数を重ね、平凡な男ながらも強くなった」
カ「ていうか試合とか練習とか、何のハナシ(汗)」
ミ「才能人ではないのね。卓越した努力で強くなった人・・・!!!」
ヒ「くぅぅー!なんかカッコいいΣ(゚□゚︎`)」
龍「かっかっか!田中センパイと呼ぶがよい(*'▽')」
カ「タナカ?(´_ゝ`)」