えぴそーど117 『魔王が女の子ってマジなの!?(仮) -もの言わぬ革命者-』
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- 2024年12月24日
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えぴそーど117
翌日。
皆は教会の外に出た。
カ「竜の神様なんてどうやって呼ぶっていうの?」
龍「かっかっか!秘密の呪文があるんじゃよ」
ヒ「魔法陣描いてないよ?」
龍「では、呼ぶぞ!!」
4人「ゴクリ」
龍「大道芸人に間違われたって、イイんだもん♡」
老師は両手を頬に当て、奇妙なセリフを叫んだ!
カ「・・・何キモいこと言ってんのよ。早くやりなさいよ」
ヒ「カンナ、アタシより口悪くね(;・∀・)」
ミ「いつどこで物語が前に進むのか、まったくわからないわ(^▽^;)」
しかし・・・
キュルルルルル・・・!
鷹か鷲でも鳴くような声がしたかと思うと、空に銀色の光の粒が見える!
そしてその粒はどんどん大きくなり・・・
4人「ドラゴンだーーーー(@ ̄□ ̄@;)!!」
龍「かっかっか!言ったじゃろうが」
銀色のドラゴンは広い空を優雅に舞いながら、こちらに滑空してくる。
そして一行の前に静かに着地した!
龍「やぁマスタードラゴンちゃん。
・・・えぇっと今はこの呼び名でいいんじゃったかな?」
マ「そうだな。それで頼む。
久しぶりじゃないか爺さん」
龍「まぁ色々積もるハナシもあるが、今は急いでるんでな。
ワシは一刻も早くグラビア雑誌を・・・じゃなくて、世界の危機なんでこやつらをヒボンに運んでやってほしいんじゃ」
カ「む、無理でしょう・・・!
どうやら本当に竜の神様だわ・・・!!オーラがすごい!!!
それがこんな一介の冒険者たちを・・・」
マスタードラゴンは、ヒナタの目をじっと見つめた。
ヒ「お?」
マスタードラゴンはヒナタの目をじっと見つめている。
ヒ「や、やんのかこら!」
カ「ケンカ売らないの!」
マ「はっはっは!良い度胸だ。
魔王にも屈しないのだろう」
ミ「いや魔王って女の子みたいだし(^▽^;)」
マ「ギリギリだ。前借りということにしておこう。
ヒボンに戻ったら、もう少しまともに成長してほしい」
ヒ「あ、はいぃ( ̄▽ ̄;)」
マ「その上で、ピエロを演じるのだよ。
さすれば、そなたは偉大な啓蒙者となる!
老師とそなたの違いが、自分でもわかるな?」
カ「これ、コントなの?神託なの?」
ミ「たぶんありがたいお言葉なのよ(≧∇≦)」