えぴそーど121 『魔王が女の子ってマジなの!?(仮) -もの言わぬ革命者-』
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- 2024年12月24日
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えぴそーど121
魔「むぉー!
スタジアムを氷のトゲトゲにしちまいやがって!
これじゃ障害物競走しかできないじゃないかぁ!」
ヒ「とぁー!」
ヒナタは魔王に跳び蹴りをくらわした!
魔「にゃはははは!ぱんつ見えてるぞ!」
ヒ「カメラには映ってないやい!!」
ヒナタの蹴りが魔王の顔面に入る!
魔「痛くないぞぜんぜ・・・
むぁーーーー!!ガムが鼻にくっついたぁーー!!」
ヒ「きゃはははざまぁ見やがれ!
きさますごいブサイクだぜ!!」
ミ「幼稚園の遊びみたい(^▽^;)」
暴「おっとっと、よそ見してる暇はねぇぜお姉さん」
なんと残党がいた!
ミ「キっ!」
ミサトは恐ろしい暴力団に向かって、普段とは見違えるような怖い顔をした!
ミ「バックパッカー女子は、最初に決めた金額以外は絶対に払わないのよ!!
しゃぁーーー!!」
ミサトは鉄鞭ウルミを振り回し、残党たちを退治していった!
魔「ようし、遊んでやる!」
魔王はボクサーのように両手を構えた!
魔「ふぉーー!」ちからをためている!ようだ。
魔「くらえ!」
しかしその瞬間!
ぽろろろん♪
セナが竪琴をラ・ド・ミと鳴らした!
魔「うわぁ!なんだかやる気がそがれるぅ!」
魔王の攻撃力が下がった!
ふにゃ!スカっ!ヒナタはすばやく身をかわした!
ヒナタの反撃!
ヒ「女のケンカは恐ろしいんだぞ!
ヒナタは髪をツインテールに結わいて左右に首を振った!
ぶんっ!ぶんっ!
ピシっ!魔王に1のダメージ!
魔「ぐぁ!髪が目に入ったではないか!」
ヒ「効いた( ´∀`)b
『千里の道も一歩から』、だっ!!」
ミ「『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』、のことかしらね(^▽^;)」
カ「1000本の髪のうち1本くらいは目に入るだろう!という、なんともすさまじい運頼みな攻撃!!( ̄▽ ̄;)愚かすぎる・・・!!!」
魔「むむむぅ~こうなったら奥の手だ!
卑怯な手だって使ってやるぞぉぉ!!」
ヒ「ひぃぃぃ!!」
しかしその瞬間!
ぽろろろん♪
セナが竪琴をド・ミ・ソ・レと鳴らした!
魔「ぐわぁ!なんだか前向きにさわやかに生きなければならないような気がするぅぅ!!」
魔王の卑怯な手は封じられた!
ミ「ヒナ!第二形態に変身したらいいんじゃないの!?」
ヒ「で、でも!
かわいい女の子を攻撃するのはなんだか気が引ける・・・」
カ「もう!使えないわねあの子は!!
・・・は!そうだわ!
ヒナ!!!!
これは3年生にとって最後の試合なんだからね!!!!」
ヒ「むむむむむ!?
がんばらずにはいられない気持ちになってきたぁーーー!!!」
ミ「誰かのためのほうが本領を発揮できるタイプなのよね(^▽^;)」
ヒ「むおー!!
第二形態!!しゃきーーーん!!」
ヒナタはパーカーの袖口から手を、そして爪を出した!
カ「ヒナ!攻め立てるのよ!
《バイキルト》!!」
カンナは《バイキルト》の魔法を唱えた!ヒナタの攻撃力が上がった!
魔「むくく!すーぱーヒャドフォース!!
かちこーーーーん!
悔しいにょ!吾輩が防御に回るとは!」
ヒ「魔王ちゃんが動揺しているぞ!
ふはははは!やはりこの技がアタシを、世界を救うのか!
小悪魔ぁぁ、ネイルっ!!!」
しゅばばばば!!ヒナタは水色の爪でひっかいた!!
しかし!
ギギギギギギーーー!!
ヒ「むがぁー!爪が痛いぃぃぃ!!;つД`)」
魔「きゃはははは!ひっかかったな!
吾輩の体は今、氷のように硬い!
そして《マヒャデドス》も受け付けない!!」
カ「なんですって!!」
魔「反撃だぁ!
《バギクロス》!!!」
魔王の手から真空の嵐が解き放たれた!!
4人「きゃぁー!」4人は大きなダメージを負っている!!