えぴそーど122
倒れるヒナタのもとに、魔王はゆっくりと歩み寄っていく。
魔「まずはうるさいお前から葬ってやるにょ」
ヒナタは動かない。
魔「死ねぇ!」魔王は手に持つ武器を振り上げた!
すると!
ヒ「《メラミ》ぃ!!」
ぶふぉーーーーー!!!
「ぷー」
なんと、ヒナタのお尻から炎の魔法が飛び出した!
魔「ぐはぁーー!!」
魔王は68のダメージ!
魔王は精神的に1065のダメージ!
魔「きっさまぁ!
アホなことをしやがってぇ!」
ヒ「老師様!あなたの教えはアタシが守っていきます(´_ゝ`)」
カ「そこだけは守らなくていいわ!」
魔「しかもドサクサに紛れてちょっと屁こいただろー!」
ヒ「それは秘密なのだぁーーー!!!(/ω\)」
カ「うくく!倒せない相手じゃないはず!
・・・でも強い!!
ヒナタ!どうにかしなさいよ!アンタ勇者なんだからね!」
ヒ「えぇ~(*´Д`)」
カ「は、これだわ!
ヒナ!あんたの得意な武器よ!」
カンナは棒切れを拾ってヒナタに投げつけた!
ヒ「カンナちゃん、競技場は一面氷漬けですから棒とか落ちてるわけないですよ(・∀・)」
カ「そんなことはどうでもいいのよ!!
ほらヒナ!アンタ昔はバトントワリングやってたんでしょ!!棒術とか出来るんじゃないの!?」
ヒ「むぉーーー!!そうだったぁーーーーヾ(≧▽≦)ノ」
ミ「ついに奥の手を見つけだしたのかしら!?(*'▽')」
魔「な、なにぃ!?
やはり秘めたるチカラの持ち主なのか!?」
セ「わくわく(*◕◇◕*)」
ヒ「よぉーーーし!!
第三形態っっっ!!!!」
ミ「ついに第三形態だわ!(*'▽')」
カ「変身の数だけはフリーザみたいじゃないのよ」
ヒ「しゃきーーん!」
ヒナタは輝く瞳で気合いを入れると、なんとパーカーを脱ぎ捨て、放り投げた!
ばさっ!!!
ヒ「てってれー!!!<( ̄▽ ̄)>」
ヒナタはセーラームーンのごとくポーズをキメた!
なんと、パーカーの下には、ノースリーブの可愛らしい衣装をそうびしていた!
ミ「おぉーーー!!」
セ「かわいー!!(*◕ᗜ◕*)」
カ「でもそれってチアリーディングの衣装じゃない?(´_ゝ`」
ヒ「チアリーダーもやりたかったんだよぉ(ノД`)・゜・。」
カ「なんでもいいわ!早く何かやりなさいよ!」
ヒ「よぉーし!
とゎーーー!!」
びゅびゅっ!!
なんとヒナタは、棒切れを夜空高くに放り投げた!
クルクルクルクルクルクルクルクル!!
棒切れは月の光を浴びて華麗にクルクル回転している!
セ「おぉー!!(*◕ᗜ◕*)」
棒切れは正確にヒナタの真上に舞い上がり、そしてヒナタに向かって落ちてくる!
ヒ「とゎー!」
ヒナタは自らも華麗に両手を広げてくるくると回る!そして、
ヒ「ふふっ(´_ゝ`)」
得意満面の笑みで自信満々に構えると、
ヒ「しゅたっ!!」
なんと、背中に伸ばした手でタイミングよく棒切れをキャッチした!!
魔「おぉー(´_ゝ`)ぱちぱちぱち」
魔王は白々しく拍手を送っている。
セ「すごぉーーーー!!!(*◕◇◕*)」
セナのHPが5回復した!
ミ「・・・で?(^▽^;)」
カ「何の攻撃にもなってないじゃないのよーーーー!!!!」
魔「おぉー(´_ゝ`)ぱちぱちぱち。
君、腕がスリムでなかなか素質あるよ~」
魔王は白々しく拍手を送っている。
ヒ「くそう!なんということだっΣ(゚□゚︎`)
世界中のみんなが芸術に勤しんでいたら、誰にもダメージを与えられない平和な世の中になってしまうのか!!!!!」
ミ「何気に深いこと言ったわね(^▽^)」
セ「かわいー!(*◕ᗜ◕*)」
セナのHPが5回復した!