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えぴそーど14 『魔王が女の子ってマジなの!?(仮) -もの言わぬ革命者-』

  • 執筆者の写真: ・
  • 2024年12月24日
  • 読了時間: 3分

更新日:6月20日

えぴそーど14


一行は、城壁門の近くの交通便の良いところに宿をとった。

この街は人やモノでとてもにぎわっているが、そのわりに宿の数が多くはないようだった。よそ者でもわかりやすい中心地に宿をとると、値段がとても高く面食らった・・・

ヒ「あぁあ、ツノうさぎ倒して稼いだお金が、ほとんどパーだ;つД`)

 せっかく何か防具を買って強くなろうと思ったのに」

カ「どうせこの街で買える防具なんて、アニメのコスプレだけよ」

ヒ「それも悪くはない!( *´艸`)」

カ「あんたホント危なっかしい性格してるわねー(汗)」

ヒ「えぇ?コスプレかわいくない!?」

セ「かわいい♡」

ヒ「ほら幼い子はまだ純真で正直だよ!」

カ「いやぁわかるけどぉ。

 そういうのはね、大好きな彼と二人だけのパーティーで着るのよ」

カ「え?なに??

 彼と二人だけのパーティーってなに!?」

カ「もぉぉぉ!私をイジらないでっ!」



順番に風呂に入り、そしてベッドの周りでくつろいでいる。

ヒ「ふんふんふ~ん♪」ヒナタは上機嫌に鼻歌を歌っている。

しかし風呂から上がってきたカンナが顔をしかめた。

カ「臭っ!なんか変な臭いするんですけど!?」

ヒ「あ、これ?」ヒナタはネイルを塗っているのだった。

カ「ちょっと窓開けてやりなさいよ!」

ヒ「開けてるんだけどオールバックな向かい風です( ゚Д゚)」

カ「じゃぁ他の手段を考えなさいよ!」


ヒナタ等身大 キャラデザbyカメリアさん
ヒナタ等身大 キャラデザbyカメリアさん

ミサトはヒナタをまじまじと見て感心している。

ミ「ねぇヒナ、どうしてそんなにスリムなの?」

ヒ「ふふん、いつもアニメ見ながらストレッチとか筋トレしてるからね♪

 ときには5時間くらいストレッチする日もあるさ٩( ''ω'' )و」

カ「つまり5時間もアニメ見てるってことね(汗)」

ヒ「あと昔バトントワリングやってたからね。

 柔軟性鍛えれば手足伸びるし、筋肉付いたおかげで代謝がいいんだと思う♪」

カ「スタイル良い子って、なんだかんだ努力してんのよね~」

ヒ「え?今アタシ褒めた?カンナがアタシ褒めた??」

カ「ヒナをじゃなくて、『スタイル良い子』を褒めたの!」

ヒ「テレビゲームのキャラ鍛えるより、自分の体ミガいたほうが実りあるじゃん(∩´∀`)∩」

ミ「善いこと言うわ(*'▽')」


カ「あれ?あなたバレー部とか言ってなかった?」

ヒ「それは中学のこと。

 バトントワリングやってたのは小学校の頃。

 なんか色々と習ったよ。どれも半年くらいでヤメちゃったけどね( ̄▽ ̄)

 えぇっと、書道は7級、

 そろばんは8級、

 水泳は5級、

 ピアノは7級、

 剣道は8級・・・

カ「辞めすぎじゃない(汗)」

ミ「半年すら続いてなさそう(≧∇≦)」

ヒ「そういうカンナだって結構スリムじゃない?

 部屋着姿見て気づいたけど♡」

カ「まぁね。冒険者やってれば太らないわよ。

 ずーっと歩き回ってるわけだからね。

 でもヒナのほうが手足が長いわ。ちょっとうらやましい!」

ヒ「崇めたまえ!!( ̄▽ ̄)」

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