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えぴそーど60 『魔王が女の子ってマジなの!?(仮) -もの言わぬ革命者-』

  • 執筆者の写真: ・
  • 2024年12月24日
  • 読了時間: 3分

えぴそーど60


エレノアに率いられ、ヒナタたちはこの里の酋長のゲルへと赴いた。

エ「酋長、失礼いたします」

酋「なんだね?この者たちは」

ヒ「戦いを、やめろぉー!!」

酋「ふははは。そう言って貴様が牙をむき出して吠えるのか」

ヒ「そっかぁ。じゃぁ・・・

 戦いを、やめようっ♡(*◕ᴗ◕*) 」

酋「貴様の言動はすべて演技なのだということを把握した」

カ「あぁあ、もう説得なんてムリじゃない(汗)」

ミ「よそ者が口を出しても気分を害されるとは存じておりますが・・・

 領土拡大など企てないほうがよろしいのではないでしょうか?戦いなどしないほうがよろしいのではないでしょうか?」

酋「戯言を言うな。

 俺様のおかげでこの里の民は、湖のそばという最も恵まれた土地に暮らせている。

 そして平和を保っていられているのだぞ」

エ「た、民は・・・平和を感じてはいないのです・・・!」

酋「貴様は確か、戦で夫を亡くしたな。

 ならよいではないか。もう夫を亡くすことはない」

ミ「そういう問題ではありません!!」

エ「他の民がかわいそうです!!」

ヒ「独裁をやめたまえっ!!」

酋「貴様ら・・・

 私に逆らうというのだな?

 それなら貴様らも私の敵だ!!」

ジャキーン!酋長は腰の刀を抜いた!

酋「表に出ろ!」


ヒュゥゥゥゥゥ!大平原には冷たい風が吹きつけている。

酋「貴様ら。東の地ヒボンの民だな?」

カ「私はヒボンの生まれじゃないけどね」

酋「私の祖先は昔、ヒボンに攻め入ったことがある。

 ジンギス・カーンという豪傑だ。歴史の教科書にも出てくるぞ。

 そしてヒボンの軍隊を蹴散らした。歴史は繰り返すものだなぁ」

ヒ「ひぃぃぃ!」なんか今までの舐めた奴らとは雰囲気が違う。


酋「降参するなら今のうちだぞ」

グゴゴゴゴゴ!酋長の髪は逆立ち、闘気が揺らめいている!

酋「俺様は圧倒的に、強い!

 ドラゴンボールのキャラ並みにだ!」

ヒ「がぁぁぁぁぁぁんΣ( ̄□ ̄|||)」

一行は青ざめた!

酋「どれくらい強いと思う?」

ヒ「ごくり」ヒナタは唾を飲んだ。

酋「ヤムチャの次ぐらいに強い!」

4人「弱そー(゚Д゚;)」

ミ「いや、でもヤムチャって実際は相当な達人なのよね(^▽^;)」



ヒュゥゥゥゥゥ!平原の風はドラマチックに吹き続けている。

酋「貴様らの前にそびえ立つのは、勝負事の神・・・

 その名もギガモン天!!!」

4人「強そー!!!(゚Д゚;)」

酋長は2メートルもあって圧倒される!

酋「ふははははは!本名を知りたいか?」

ヒ「いや、別に?(・∀・)」

酋「頼むから聞いてください!(;´Д`)」

ヒ「よかろう!<( ̄▽ ̄)>」

カ「読者がハラハラしなくなるからヤメなさいよ!」

ギ「俺様の名は・・・

 ギガ・モンスター・テンペスト!!

 漢字で書くと 魏駕・悶星・天百斯篤 !!!」

ヒ「やっぱり強そーーー!!!(゚Д゚;)」

ギ「ふっふっふ。名は体を表すのだ。

 俺様はこの名前を見て、5歳のときにはもう自分が強くなることを確信した!」

カ「ふん。いきがってる田舎のヤンキーみたいじゃない」

ギ「埼玉は田舎ではない!!(ꐦ°᷄д°᷅)」

ミ「埼玉出身なのね(^▽^;)」


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