第56章 けんじゃ
更新日:5月15日
第56章 けんじゃ
町に戻った。お金も充分貯まったし、武器や防具を買い揃えよう。
マナは魔女っ子めいた服が買ってもらえない代わりに、強力な杖を買ってもらった!『わだつみの杖』だ。

これを装備すると、攻撃呪文の威力がかなり上がるだけでなく、なんと《マヒャド》が使えるようになる!《マヒャド》はヒャド系の上位呪文で、敵全体に100以上のダメージを与える!
《バギクロス》と《マヒャド》、2属性の上位呪文を操るマナは、ついに強力な魔法使いにもなってきた!そのうえ《ベホマラー》や《フバーハ》まで使えるのだから、もはや賢者だ!
防具屋も覗いてみる。防具の強化も至上命題だ。
リオは《聖騎士のよろい》に新調した。しゅび力が高いだけでなく回復呪文の威力も上がる。
兜と盾も同種のもので揃えた。これで戦士並みの耐久力が整った。

マナは《ちからの盾》をあてがわれた。

《ちからの盾》は道具として使うと《ベホイミ》の効果がある。もしリオが息絶え、マナのMPが底を尽きても、これがあれば生き伸びることが出来るだろうと、リオは考えた。そこまでは言わなかったが。頭部は《ユグノアの兜》が選ばれた。
眠り、幻惑、封印などマインド系の状態異常にかかりにくくなる効果がある。眠りなどに弱いマナの気質を、リオは考慮したのだ。

物理的なダメージは自分が引き受け、マナはどうにか生き延びてほしい、とリオは考えた。冒険の序盤ではマナにかばってもらってばかりいたが、死線の連続となる終盤では、自分がマナをかばう番だと覚悟した。そこまでは言わなかったが。

二人は北の大洞窟を求めて旅立った。
フィールドのモンスターを倒すのはそう苦ではなくなった。《バギクロス》と《マヒャド》を一度にお見舞いすれば、大抵のモンスターは瀕死である。しかもマナの《バギクロス》や《マヒャド》は150近いダメージを叩き出した。武器や特性による上積みのおかげだ。
途中、小さな村を経て、休息を挟んでまた進む。

土地は荒涼としてきて、人は少なく、もの悲しくなってきた。
そしてついに、険しい山のふもとに大口を開ける洞窟へと到達した。

洞窟のそばには小さな野営地があり、ここに挑む者たちにひと時の休息と焚き火の温もりを与えた。
体力は回復できた。また頑張れる。
マナとリオのステータス・その6


オマケ♪リオのプロンプト

リオ聖騎士装備の画像生成AIのプロンプト
画像生成AIは、「ファンタジーな女戦士」などとプロンプトを打ち込めばわりと簡単にオシャレな衣装をデザインしてくれます。しかし、細かいイメージを再現したい場合、かなり細かくプロンプロのキーワードを練る必要があります!リオのこの最終型を出すまでに10回くらいやり直していますね。
リオ聖騎士
添付画像1の剣を装備。添付画像2の聖騎士の鎧、盾、兜をアレンジして装着。兜は顔が見えるティアラ型に変更。虹色の羽飾りを残して。鎧は胸の谷間が見え、ミニスカート型。鎧、盾、兜は白色が基調。鎧、盾のデザインには天使の翼のモチーフが入っている。タイツやスパッツは不要。自信に満ちた表情。髪はアップにしている。中世。ファンタジー。全身。背景は不要。アニメ調。


『僧侶だけで魔王を倒すには?』



