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episode24 『王と悟り』

  • 1 時間前
  • 読了時間: 3分

episode24

ノーラ
ノーラ

夜半。秘密裡に作戦は決行された!

2人は星空の中、城門を抜け出していく。

ノ「ソロさん。馬車道から外れて歩いてくださいね」

ソ「あぁそうだった」

ノ「《レミーラ》!」ノーラは明かりを灯す魔法を唱えた。

ソ「わぁすごい!でももうちょっと明るさを抑えられる?遠くからも見えたら犯人に逃げられちゃう」

ノ「やってみます」ノーラは明かりの明度を抑えた。


歩くこと10分。

ザっ! ザっ! ザっ!

暗闇の中に奇妙な音が聞こえる。犯人を見つけたぞ!2人は確信する。

ソ「さらに明るさを抑えて!月明りで姿くらいは見えそうだ」

ノ「はい」

そろーり、そろーり、2人は音のする方へ近づいていく。

子供くらいの大きさの生き物がいる!つちわらしではないぞ。時おり金属がキラリと光る。シャベルか!

よし!逃がさない間合いに入った!

ソ「おいお前ら!やっつけてやる!

 やっぱりいたずらもぐらだな!」

小鬼たちはビックリ仰天、こちらを見た!

ノーラは《レミーラ》の明度を上げる!

ソ「はぁー!」ソロは自信を持って斬りかかっていく。いたずらもぐらは複数とて倒せない魔物ではない。

ぶぉっ!ソロは思いきり斬りかかる!

しかし!

ガキーン!敵は力強くソロの太刀を受け止める!

ブン!

かと思えばすぐにシャベルで反撃までしてくる!

ソロは異変に気づく!

ソ「く、黒いぞ!?」以前見たいたずらもぐらよりも色が黒い!?

ノ「は・・・!まずい!」

もう一匹の魔物がソロに殴りかかってくる!

ブンっ!

ソロはひらりと身をかわす!

さらにもう一匹がシャベルを縦に構え、鋭利な面で斬りかかってくる!

ガキーン!

ソロは懸命に剣で受け止める!ギリギリギリ!

ノ「キラースコップです!いたずらもぐらの変種!

 この辺りにはいないはずなのに!!」

ソ「えぇぇ!?」いたずらもぐらよりも強敵なのだと察した。

ノ「まずいわ!」

ソ「ムガっ!」ソロは横手で斬りかかる!当たるが致命傷には至らない!

ソ「立派な剣を買ってくればよかった!」

キラースコップの攻撃!

ドフっ!ソロは横っ腹にダメージを受ける。

ソ「うぐぅ!」しかしソロはひるまない!

ノ「《ルカニ》!」ノーラは相手の守備力を下げる魔法を唱えた!

ノ「ソロさん、左の奴は脆くしました!」

ソ「え?」よくわからないが左の奴を狙うべきと察した。

ザシュっ!

キラースコップをやっつけた!

「ひぃぃぃ!」キラースコップは青ざめている!

この勢いで押すぞ!とソロが勇んだ瞬間!

「ピィ―――――!!」

なんと、キラースコップは仲間を呼んだ!!


さらに4匹のキラースコップが現れた!


ソ「なんだってぇ!?」

キラースコップはなんと、足元に向かってシャベルを振り回した!

ガツっ!

ソ「ぐあっ!」ソロはスネにダメージを受け倒れ込んだ!

ソ「駄目だ!この数には勝てない!!」

今度はソロが青ざめた!


すると!


ノ「《ベギラマ》!!!」

ゴォォォォォ―――!!!

炎の帯がキラースコップの群れを焼き尽くす!

ピキーン!

キラースコップの群れをやっつけた!


ノ「大丈夫ですかソロさん!」

ノーラは倒れるソロに駆け寄った。

ソ「だ、大丈夫!

 ノーラちゃん、とてつもなく強いんだね!!」

ノ「いえ、魔法使いは集団の殲滅に強いのです」

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