エピソード1 『守護天使 -愛と奉仕の物語-』
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- 2023年4月2日
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プロローグ
いずれは私も、ユウ君に達するのでしょう。
エピソード1
私は、いまでこそ守護天使をやっていますが、
昔からずっと守護天使だったわけでは、ありません。
これからずっと守護天使であるわけでも、ありません。
私がこの宇宙に産み落とされたとき、
それは、地球の小石でした。
皆さんの住む日本の、関東の、千葉県のあたりです。
住宅街の中にある、大きな公園でした。
子供たちの出入りはとても活発で、毎日、はしゃぎ声であふれかえっていました。
私は、そんな子供たちの泣き顔や笑い顔を、
すみっこの木陰で、そっと眺めていたのです。
なぜ木陰なんかを選んだかって?
選んだわけでは、ありません。
気付いたときには、そこに居ました。そこに落ちていました。
ジャングルジムの下あたりも興味がありましたが、
私は、動くことができないのです。石ですから。
『守護天使 -愛と奉仕の物語-』
