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エピソード11 『無人のお祭り』

  • 執筆者の写真: ・
  • 2023年4月12日
  • 読了時間: 1分

エピソード11

そのまま、

外を通って、リビングに戻ってきたのだけど、

庭先には、大きなトレーラーが鎮座していたんだ。

「ノブさん、このトレーラーは?」

「あぁ、これは、

 ボクらがこの宿を建設してた時に、仮設住居として寝泊りしてたんだ。

 カセットコンロとかエア・ベッドとか置けば、充分住めるよ(笑)

 台風が来たら、入り口だけ封鎖しちゃえばいいしね。」

…このヒトは、サバイバルの知恵やスキルさえ、兼ね備えてる!!

きっと、未曾有の大震災とかが遭っても、

サッパリ困った顔しないだろうさ(笑)



また、

大きな車が、2台も停めてあった。

「お母さんは運転しそうにナイけど…

 他にもスタッフさんが居るんスか?」

僕は、尋ねたよ。

「あぁ、最近、車を買い替えたんだけど、

 古いのを、そのまま残してるんだよ。

 キミ、車は運転する?

 新しいのでも、古いのでも、

 好きな時に、乗ってってイイよ♪

 レンタル料とか取ってナイけど、

 長距離走った場合には、使った分のガソリン、補充しといてね?」

…また、とんでもナイことをサラっと言い切った…!!


沖縄でも、レンタカーの値段というのは、バカにならないよ?

1日6,000円とか10,000円とか払って、

さらにガソリン代を自己負担しなきゃなんない。

なのに、ノブさんは、

古い車のみならず、大切な新車さえ、

タダで、気軽に、シェアしてしまうのだ!!


『無人のお祭り』

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