エピソード13 『首長の村の掟 -真実の物語-』
- ・
- 2023年3月12日
- 読了時間: 2分
昼は、近所のガーデン・カフェで、グリーンカレーを食べた。
自宅を改装した効率的なカフェであり、美しい庭を持っていたけれど、
その時、客は僕しか居なかった。
そのため、とても優雅なランチタイムだった♪
「旅行者」たちは、
行列の出来る店で、おしくらまんじゅうすることを好む。
「旅人」は、
上質なのに誰もいない「穴場の店」を見つけて、
静かに、優雅な時間を過ごす。
そのような店は、
たいてい、「オールドソウル」がやっている。
そして、「旅人」には、「オールドソウル」が多い。
すると、
彼らは、無意識のうちに、
互いが互いを、助け合っているのだ♪
そして、老いた世代から若い世代へと、
思想やスタンスを、脈々と、受け継いでいる。
無意識の中で、壮大なプロジェクトを、共作し続けているのだ!!
「オールドソウル」たちは、およそ、確実に、
奉仕的かつ先進的な人生を、ひっそりと、送る。
彼らは、世界の各地で、
新しい時代の指針となる。
「モモ」という児童文学を、ご存知だろうか?
物語のクライマックスに、
マイスター・ホラという、博学なじいさんが出てくる。
「オールドソウル」とは、ああいう人間だ。
ムーミンという、北欧寓話をご存知だろうか?
主人公の親友として、
スナフキンという、旅を愛する哲学者が出てくる。
「オールドソウル」とは、ああいう人間だ。
「風の谷のナウシカ」をご存知だろうか?
物語の冒頭に、そして、肝心どころに、
ユパという、勇敢且つ穏やかなじいさんが出てくる。
「オールドソウル」とは、ああいう人間だ。
…いずれにせよ、
テレビCMに踊らされて、都会のど真ん中に買い物に行くようなミーハーは、
彼らとは、出会うことが出来ない。
強烈な光の柱を放つ彼らと出会っても、見過ごしてしまう。
あなた自身が、少なからず、
「オールドソウル」的な嗜好・価値観を培えていないと、
彼らとは、一生、惹き合うことは無いだろう。
なにしろ、彼らは、
「時間のはざま」に住んでいる。
なにしろ、彼らは、
「根無し草」である。
なにしろ、彼らは、
「辺境の地」をパトロールしている。
『首長の村の掟 -真実の物語-』



