エピソード14 『守護天使 -愛と奉仕の物語-』
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- 2023年4月2日
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エピソード14
ユウ君の霊能力は、
5歳にしてもう、霊視を卒業し、霊聴も通り過ぎ、
直感サイキックのレベルに達していました。
かと言って、直感を通じて何かを耳打ちしなくても、
何が正しいか、何を選べば良いか、およそ何でも、自分で判別できてしまいました。
せっかく守護天使として恩返しができるはずだったのに、
私はほとんど、彼を見守ることしかできませんでした。
ちなみに、
他の人たちの守護天使は、
私とはまた違う意味で、ほとんどすることがありません。
他の人たちは、安定を求め冒険を恐れるあまり、
守護天使が何かサインを送っても、それを無視してしまうのです。
「大学進学じゃないよ!音楽の道にいきなよ!」とささやき続けても、
どうにもこうにも、無難な進学の道を、選んでしまいます。
「その金持ち青年じゃないよ!あっちのスナフキンが良いよ!」と教えても、
どうにもこうにも、お金持ちの男性を選んでしまうのです。
今や守護天使も守護霊(ガイド霊)も、
ほとんどやることが無く、存在意義がありません。
天使やマスターの助けを渇望するスピリチュアリストたちでさえ、
実際にその渇望に応じても、アドバイスの通りには動かないのです。
世紀末、日本のスピリチュアリズムは、現実逃避とお金儲けに汚れました。
ユウ君は、それを肌で感じ取り、
益々、霊的な世界から遠ざかっていきました。
霊界から見守る私たちとしては、その脱線は、とても困る事態でした。
彼は、霊的教師として世界を背負って立つために、
霊的サラブレットの環境に生まれたのですから。
『守護天使 -愛と奉仕の物語-』



