エピソード18 『アオミ姫』
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- 2023年4月1日
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エピソード18
翌朝。
トコッシーとフラミースは、裏庭の姫を、むかえに行きました。
「私、ほとんど眠れなかったわ…
テントの床なんて、硬(かた)くて痛くて…」
アオミ姫は、目にクマを作って、なげきました。
「筋肉が付けば、
床で眠っても、ヘッチャラになるんだよ?
つまり、テントのせいじゃなくて、
筋肉をきたえてこなかった、姫さんの責任さぁ。」
「これも、私が選んだことなのー!?」
「そうさ♪
人生なんて、全部、自分が選んだことだよ♪
さぁ、次の選択(せんたく)だけど、どうする?
旅を続けるかい?
それとも、お城に帰るかい?
…お城に帰るのを選択するってことは、
お母さんの言う通りに、
算数や礼儀作法(れいぎさほう)の勉強をするってことだよ?」
「…アオミ、お城に帰る…。」
宿の主人が、お城に連絡を入れてくれました。
お昼過ぎには、たくさんの馬車が、宿の前にむかえに来ました。
「ねぇ?トコッシー。
アオミ、あなたにお願いがあるの。
アオミの家庭教師になってくれない?」
トコッシーは、迷いましたが、姫のお願いに応じました。
「春と秋には、自由に旅に出てもよい」
という条件が、受け入れてもらえたからです。
「ねぇ?フラミース?
アオミ、あなたにお願いがあるの。
アオミの、お友だちになってくれない?」
フラミースは、迷いましたが、姫のお願いに応じました。
「フラミースに限らず、城の者全員に、お友だちとして接する」
という条件が、受け入れられたからです。
オマケに、
「城で歌を唄ってもかまわない」
という法律も、採用(さいよう)されました♪
おしまい。
2012/07/12 完筆
『アオミ姫』



