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エピソード20 『トルコで見つけたドラゴンボール』

  • 執筆者の写真: ・
  • 2023年3月13日
  • 読了時間: 3分

僕は、エフェス遺跡の入り口と出口をカンチガイしてたらしい。

入り口から出ちゃった。

するとそこには、

町まで連れ帰ってくれるバスは、出ていなかった(笑)


仕方なく、

町まで、歩いて帰ることにしたんだ。



…さらに!

僕は、帰り道の方角を見誤って、迷子になっちゃって、

ずいぶんと、遠回りするハメになっちゃった…


途中で何度も、 ヒッチハイクを試みてみたけど、

珍しい東洋人の旅人を見て、ニヤニヤと笑っているだけで、

誰も、車を停めてはくれなかった…


お腹がペコペコになった僕は、

道端でモモを売っていたおばちゃんから、買って食べることにしたよ。

幾らなのか尋ねると、1リラ(当時は約80円)だと言う。

この国の物価基準から言えば、高すぎる!

「高いよ!ボッタクリだよ!マケてよ!」

とブーブー言っても、

おばちゃんは引かなかった…


他に食べるモノも無いモンだから、

仕方なく、1リラ払う。


すると、

「1つ1リラ」かと思ってたのに、

おばちゃんは、4つか5つも、

僕の手のひらに乗っけた!!

「わーお!

 おばちゃん、ゴメンよ!!」



日本以外の国というのは、

たいていどこも、果物が安い。


1ドルも払えば、

山盛りいっぱいの果物が、手に入ってしまう…


だから、僕はよく、

食事やおやつがわりに、果物を買って食べる。

食事が口に合わないときなんかも、大助かりさ♪



迷子だしクタクタだというのに、

何かを見つけたり、声を掛けられたりするたんびに、

僕はあちこち、寄り道をする。


そうした出会いや発見は、

活力を取り戻してくれるんだよ♪

「ホイミ」くらいの威力は、ある!


特に、トルコなんかの場合だと、

「人々をチャイ(紅茶)でもてなす習慣」 がとても根強いから、

彼らの東洋人に対する好奇心を、邪険にせずに応じてあげると、

チャイをご馳走になれるコトが、多いんだ♪

コレが、

「ベホイミ」くらいの威力がある!



田舎町を歩いていると、

仏のような顔をした老人というのを、時々、見かける。


こういうヒトたちは、

ただヘラヘラ笑っているだけで、

ぱっぱらぱーのようにも、見える。


けれども、

奉仕とは何か…真実とは何か…

頭がパンクするほど考え抜いたなら、

「ただ、ヘラヘラ笑っている」

というのが、最も自分や他人に効果的であると、悟る!



巷では、

難しい顔をしている人たちが、みんなから尊敬されているけれど、

そういう人はまだ、答えを見つけては、いないのさ。

彼らは、「求道者」では、ある。

求道者もそれなりにカッコイイけど、

でも、あくまで、「道の途中」だよ。悟り切っては、いないのさ。


300年分も人生修行したなら、

亀仙人のように、なるモンなのさ♪


『トルコで見つけたドラゴンボール』

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