エピソード25 『ヒミツの図書館お姉さん♪』
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- 2023年3月7日
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エピソード25
「レノンさん、
私、レノンさんの言う通りに、してみます!
他の業種も、のぞいてこようと思います!」
…それが、私の出した答えだった!!
私は、他の業種に飛び込むのが、怖かった。
怖かったからこそ、飛び込んでみようと思った。
「逃げ」なんて、イヤだったのだ。
逃げてしまったら、きっと、
私の成長は、止まってしまうと思うから。
だから、だから、
出来るだけ色んな環境に、飛び込んでみようと決意したのだ!!
私は、
4月の初旬から早速、働き始めた。
一番最初に選んだ仕事は、
その、「新発売のアップルパイが、オススメですよ」だった(笑)
大手のハンバーガー・チェーンに、飛び込んだの。
怖いからこそ、飛び込んだ!
食わず嫌いをせずに、食べてみた!
ハンバーガー・チェーンは、
ウンザリするほど、忙しかった!!
とてもじゃないけど、
長期間働き続けたい職場では、なかった!!
けれども、
ここはここで、得るものもあったのだ♪
なるほど、
「作業の効率の良さ」という点では、図書館の比じゃなかった(笑)
ここのノウハウや機敏さを持っていけば、
図書館の業務は、2/3のスタッフ数で行えそうだった。
「お役所は怠惰である」のイミが、体でわかった。
…けれども、
この忙しさを、全社会人に強制することが正しいとは、思わない。
だから、ハンバーガー・チェーン店は、
年がら年中、スタッフ募集をしているのだ(笑)
多くのスタッフが、この忙殺に耐えきれず、すぐに辞めていくのだ!
それが解っていても、上層部は、
このようなサイクルを、止めようとはしない。
…つまり、
ハンバーガー・チェーン店は、
スタッフを、「使い捨て」にするのだ。容赦なく。
私は、3ヶ月で、この仕事を、辞めた。
その後も、
だいたい3ヶ月サイクルくらいで、仕事を転々とした。
仕事をコロコロと変える私を、「だらしない!」と言う人もいたけれど、
私は、明確な動機を持って仕事を変えていたから、
そのようなチョッカイにも傷付かなかったし、動じなかった。
会計事務の仕事もしたし、
スーパーの試食係もやった。マネキンだ。
これは、なかなか私に合っていた♪
携帯電話の受付スタッフは、派遣社員で、半年ほどやった。
キャンペーンガールも、少しだけ、やった。
ミニスカートをはいて、ティッシュを配るのだ(笑)
何気に楽しかったし、可愛いミニスカもうれしかった♪
…少し、やせようと思った(笑)そして、やせられた♪
電話で、太陽光発電の営業をする仕事も、やった。
ファミレスで、調理の仕事もやった。
翌年の夏休みには、
沖縄の西表島で、住み込みのリゾート・バイトもやった。
休日に秘境探検をしながら、調理やベッドメイクをこなした。
ここには、個性的な人が多くて、とっても刺激を受けた。
ある男のセンパイに一目ぼれしたけど、
言い出せないまま、帰ってきた(笑)
花屋さんでも、働いた。
これも、割りと私向きではあったけれど、
売れ残った花をバンバン捨てていくのが、苦痛で仕方なかった…
2週間で、辞めてしまった。
…こうして、
2年間の間に、
およそ10ほどの業種を、体験した。
だいたい、週4日くらいのペースだったから、
体力的にも精神的にも、そんなにキツくはなかった。
「社会をのぞく」
ということの意味が、よーーく解った!!
たしかに、
図書館しか知らないまま、暮らし続けていたなら、
私は、「とても視野のせまい人間」の、ままだった…
「様々な小説を読めば、見識は広がるだろう」
と思い込んでいたのだけれど、
やはり、実体験というものは、偉大だった…!!
レノンさんの言うことは、やはり、正しかったのだ♪
そして、その間も、
週に2回ほどのペースで、図書館に通い続けていた。
図書館はもはや、職場というより、家同然だった(笑)
『ヒミツの図書館お姉さん♪』



