エピソード27 『首長の村の掟 -真実の物語-』
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- 2023年3月12日
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そういえば、
どこかの集落で、(犬に噛まれたところだったかな)
個人行動をしている観光客を、見かけた。
一般的なトレッキング・ツアー客とは、
逆のルートを辿っているようだった。
深い山の中を、何時間も歩くわけなのだが、
その気になれば、個人探訪も可能であるようだ。
そういうほうが、面白いだろうと思う。
ガイドも仲間も居ない、さすらい人になら、
もっと優しくしてくれる山岳民も、多いだろうと思う。
僕の経験則的には、そうだ。
土着民や田舎の人々は、
個人で歩いているときのほうが、優しく・親しくしてくれる。
土着民たちというのは、
困っている人には、手を差し伸べようとするし、
過保護にされている人たちのことは、放っておくし、
金持ちには、図々しくなる。
「鏡のような人たち」なのだ。
覚えておくと良い。
彼らに対して、不愉快を感じたとしたら、
他でもなく自分自身に、「省みるべき何か」が、あるのだよ。
各々の集落では、
男性や子どもは、普通の洋服であることが多いが、
女性たちは、「集落独自の民族衣装」を着ている。
ほぼ100%、民族衣装を着ている。
もちろん、自分たちで作っているのである。
土着民は、…他の国でもそうだが…
民族衣装やアクセサリーをこしらえる手芸能力を、
女性なら誰しも、培っている。
なにしろ、土着民たちにとって、
生計を立てるのは、女性たちの担当なのだ。
作ったものを売る作業も、たいていは、女性自身が担う。
少女たちが、アクセサリーなど売りに来ることが多いから、
むしろ、
手芸よりも商売のスキルを、先に培っているとも、言えそうだ。
なぜか、少女たちに言い寄られたほうが、
観光客たちは、金払いが良い。(まぁ、可愛いからであるが。)
少女たちとすれば、
別に、そのカネで、アイスクリームを買ってもらえるわけでは、無い。
「家族全体の収入」となるのだ。
あの子たちは、
小学生に上がる前の年齢から、
「家族のために」働いているのである!
日本は、子どもを働かせると、「犯罪」となる。
それは本当に、的を射た法律・倫理なのだろうか!?
子どもたちは、
小さな頃から、親に依存し、ワガママ放題に育てられて、
22歳になったら、急に、
「社会に奉仕せよ!!」と、突き放される。
これは、無理が無いだろうか!?
日本人の法律や価値観は、どうも、
「散々甘やかしておいて、急に突き放す」
といったものが多い(笑)
子どもたちには、散々、
「夢を持とう♪夢を追いかけよう♪」と笑いかけるが、
彼らが高校3年生になって、
いざ、本気で夢を追いかけ始めようとすると、
「いつまで夢なんて見てるんだ?現実を見なさい。」
などと、突き放す。
日本の大人は、総じて、詐欺師だ(笑)
『首長の村の掟 -真実の物語-』



