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エピソード31

  • 執筆者の写真: ・
  • 2023年2月1日
  • 読了時間: 1分

ヒーリングを終えて外に出ると、

もう12時を回っていたよ。

これから「カフラー王のピラミッド」に行くには、

もう、時間が足りないように思えた。

だから、スフィンクスに会いに行ったりして、

上手いこと時間を調整したんだ。


予定通り、13時よりちょっと早く、

「クフ王のピラミッド」の入場手続きカウンターに訪れると、

なんと!!

今さっき「メンカウラー王のピラミッド」の玄室で出会った、

白い服の女性ヒーラーと、ばったり出くわした!!

しかも彼女、今度は、

同じような格好をした3人の仲間を、連れていたよ。

やがて、13時目前に、


ダニーもやってきた。

僕らは、トップバッターで、

「午後の部」の入場チケットを、手に入れることが出来た♪

ダニーは、

「すぐに『クフ王のピラミッド』に行こう!」 と言った。

けれど、僕は、

「いやぁ、こういうのはさぁ、

 オープンと同時に入るととっても混雑するから、

 先に他の場所を周ってきて、

 3時くらいになってから入るのがイイと思うよ♪」

と、得意気に言った。

けれども彼は、

「どうしても、今入りたい!」 と主張した。

僕は、ダニーが、

「クフ王のピラミッド」以外にはまったく興味がナイと言っていたのを、思い出した。


そういうワケで、

僕らはすぐに、「クフ王のピラミッド」へと向かうことにした。



『導かれし者たち』

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