エピソード40 『トルコで見つけたドラゴンボール』
さらに東…
イランとの国境にある、
ドゥバヤズットという町にやってきたよ。
この辺はもう完全に、
アジア的な殺伐さが勝っていたなぁ。
ココは、
個人で観光をする足がそろってナイから、
現地のツアーを手配するコトになる。
…とは言え、
シーズン・オフに辺境の地だから、
催行人数が集まらない…
僕は、かなり高い金額を出して、
プライベート・ツアーを依頼するコトになっちゃった!
ドライバーは、ノー天気なおっちゃんだった。
彼はガイドも兼ねてるハズだったけれど、
英語はさっぱりダメだった。
ボロ車の中で、クルド民謡のテープを流し、
終始、楽しそうに、大声で歌っていた。
クルド民謡は、日本の演歌によく似ていたよ。
彼は、「自分の民族の音楽に 誇りを持っている」と言ってた。
僕は、演歌に誇りを持っていたりは、しない。
車はまず、
「イサク・パシャ」という、宮殿遺跡に到着した。
彼は、ガイドのハズだったけれど、
イサク・パシャの中へは、
着いてきてくれなかった…(笑)
僕たった1人のために入場料を払うのが、
もったいなかったんじゃナイかなぁ。
僕は、この遺跡のコトがさっぱりわからなかったけど、
それでも充分、楽しい遺跡だった♪
辺境の地にある、マイナーな遺跡の割りに、
建物は大きく立派で、レリーフも美しく、保存状態も良いよ。
なにより、「ダンジョン度」が、高かった♪
途中、真っ暗闇の中を、歩いたりしないといけないんだ!
この宮殿遺跡は、
町からかなり、離れたところにあるんだ。
普通、
遺跡のすぐ近くに、町を作るよ。
観光地化しやすいからさ。
でも、この地の民にとって、
そういうのは、どうでも良かったんだろうね(笑)
じゅうたんを織るコトのほうが、
好きなのかもしれないよ。
ドゥバヤズットの町にも、
多くのじゅうたん屋がある。
そして、料金は、
イスタンブールよりもずいぶんと安い。
…いや、
じゅうたんに限らず、 物価はおしなべて安いよ。
ロカンタ(大衆食堂)も、
2ドルもあれば、 お腹いっぱい食べられる♪
『トルコで見つけたドラゴンボール』



