エピソード7 『トルコで見つけたドラゴンボール』
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- 2023年3月13日
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ブルーモスクのそばには、
他にも幾つか、似たような宮殿がある。
ブルーモスクは入場無料だけど、
他のは800円くらい入場料が掛かるから、僕は入らなかったよ。
けど、他の宮殿もそれぞれに魅力があるから、
訪れても、損はナイだろうね♪
僕は、再び、宿の周辺を散歩した。
長い長い、土産屋通りがあった。
アラジンの魔法のランプみたいな、
アンティークな水差しがアチコチに並んでて、とても楽しいよ♪
買い物をしないとしても、見て周るだけで、楽しめるハズさ。
トルコは、日が暮れるのが遅い。
20時を回ってもまだ、空は夕方みたいな色をしているよ。
夕飯は、宿のそばのレストランで摂った。
品揃え的には、昼間の店と大差ナイ。
また軒下のオープン・テーブルで食べてると、
猫を抱えた青年が、カタコトの日本語で話し掛けてきた。
ジモティの青年であるようだった。
近所のどこかで、観光客向けの商売をしているらしいけど、
僕に対しては、商売的な話は、さっぱりしなかった。
彼は、割りと日本語が達者で、商売する気もナイから、
僕にとって、とても役に立ってくれた。
トルコ旅行の基礎知識は、あらかた彼から教わったよ。
ただし!
日本語でなれなれしく話し掛けてくるようなヒトは、
ほとんど100%、「貪欲な商売人」さ。
なんだかんだ、じゅうたん屋に連れ込んで、
法外な値段で、じゅうたんを売りつけようとしてんのさ。
または、
客が女の子である場合には、ナンパだね。
イケメンであればあるほど、不特定多数に声を掛けるナンパ師だ(笑)
僕は、ギターを背負ってる関係で、
そういうナンパ師にも、よく声を掛けられた。
彼らはとにかくノリがイイから、
女性じゃなくたって面白そうであれば、ホイホイ声を掛けてくるのさ。
お茶なんか出してくれて、何度も軒先で歌ったり喋ったりしたよ。
彼らはよく、
「オレ、日本人のガールフレンドが居るんだ♪」と、言う。
実際に、居るらしい。
写真を見せてくれたり、電話してみせたり、する。
でも、
そういうガールフレンドが、何人も居たりする(笑)
もちろん、
各々のガールフレンドたちには、浮気してるコトは、隠してる(笑)
なにしろ、遠距離も遠距離だから、
浮気現場を目撃されるコトは、まずナイよね(笑)
日本人のガールフレンドたちは、
一年に一遍くらい、遥々、会いに来るらしい。
そんで、愛をささやいて、セックスして、帰っていく。
さらに、デート代も、女の子たちが払うらしい…。
トルコのイケメンたちは、
日本人の男の子たちが恥ずかしがるような愛の言葉を、
惜しげもなく、ささやくんだよ。
「愛してるよ♪カワイイね♪」
そんなスウィートな言葉を、
あのベッカムみたいなイケメンに囁かれると、
日本人の女の子は、メロメロになっちゃうらしい。
…まぁ、
恋愛のカタチなんてのは、自由なんだけどさ?
彼らには他にもガールフレンドが居るであろうコトを、
覚悟の上で、お付き合いするコトだね(笑)
…でさ?
声を掛けてくるヒトの中には、
ナンパでもなければエグい商売でもないヒトが、
たまーーーーーーーーーーに、紛れてるんだよ♪
そういう彼らとのコミュニケーションは、
逆に、旅をものすごく豊かに彩ってくれるのさ♪
だから、
声を掛けられたときに、その全てを邪険にあしらうってコトは、
しないほうが、イイだろうなぁ。
相手が優しそうな顔をしてて、時間に余裕があるなら、
多少は、しゃべったり着いていったりするのも、良いと思うよ♪
ただし、
お酒やハッパが出てきたら、すぐにシャットアウトすること!
そういうのは確実に、
レイプか強盗を目論んでいるからさ。
毅然とした態度で「NO!」と断れば、
暴力を振るってまで深追いしてくるようなヒトは、そうそう居ないよ。
『トルコで見つけたドラゴンボール』



